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無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

成年後見人制度の現状

2015年04月02日 06時14分20秒 | 福祉
おはようございます。昨日は、65人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

先日、知人より親類に関する相談を受けました。独り身の高齢者で、自己判断能力がなく、介護のお世話になっている方がいらっしゃいます。唯一の肉親であり、介護をしてくれていた家族を突然亡くされ、親戚としてどのようにすればよいかと言うものでした

このような場合、直系親族である兄弟姉妹等が世話等に当らなければならないとされていますが、皆さん他県にお住いのようで、日頃のお付き合いも少ないとのことでした。知人の司法書士に相談したところ「成年後見人制度」の利用を勧められました。幸い介護を受けている方の配偶者の兄の長男にあたる方が相談者であったので、「成年後見人制度」が利用できるとのこと。早速、知人と共に家庭裁判所に行き、説明を受け、申請の手続きに入ることにしました。

しかし、知人である申請者と成年後見人を受ける「本人」との関係を証明するため、複数の戸籍謄本を準備したり、法務局に「本人」が後見人をつけていない証明書を申請したりと多くの手続きが必要だと知りました。

近年、高齢者の独り暮らしや核家族化による離れて暮らし、疎遠となる家族も多いと聞きます。今後ますます「成年後見人制度」の活用がされていくものと思います。

すこし淋しい気もしますが。

この件で、本日も早朝より勉強をしております。大変勉強になりました。