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無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

独居高齢者、「ゴミ回収サービス」適用されずボランティア出動

2015年04月14日 04時55分11秒 | 福祉
おはようございます。昨日は、91人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

私は、長年ボーイスカウト活動を通し、ボランティアに携わってきました。現在は、青少年教育に政治は持ち込まないとの信念より、ボーイスカウトから離れております。一方で、NPO法人の事務局として、様々なボランティア活動をしております。ボランティアは、「させていただく」という気持ちが大切だと言いますが、昨今は、名誉職となっていたり莫大な助成金・補助金が出るようなボランティアが多い中で、補助メニューにない上に、皆から軽視されるという大変な内容の活動を続けております。昨日も、出発は午前7時。高齢者のゴミだし手伝いと動物愛護に関するボランティアを早朝に行いました。

高齢者のゴミだし手伝いボランティアは、動物愛護活動の中で知り合った独り暮らしの高齢者より、先日、「落ち葉や側溝のゴミ等をシルバーセンターの人に、ゴミ袋に入れてもらったが、重くて回収場所まで運べないで困っている。袋は約30袋もある。助けてもらえませんか?」と尋ねられたので、「お手伝いさせていただきます」と返答し、一回に集積場所に出せるのは5袋分と担当課から聞いていたので、数回に分けて約30m先の場所まで運搬するお手伝いをしました。先週、またゴミの袋が30袋あると相談を受け、昨日早朝より、運搬を行いました。

さて白河市には、高齢者で体の不自由な方のために「ゴミ回収サービス」があります。しかし、少しでも歩ける方には、歩く訓練や気分転換等の理由から、このサービスに極力頼らないように指導があるようです。紙くず等の軽いゴミならいざ知らず、堆積されていた落葉や小枝等は意外に重く約5キロの袋を5往復するのは高齢者には重労働だと思います(ゴミ回収場まで約30メートル)。以前担当者から、個別事案については、相談を受けたいとの話でしたので、改めて制度の充実を含め、相談に行きたいと考えております。

中には、制度の悪用ともいえるケースも見受けます。どう見ても元気な人が、数メートル先にゴミ回収場があるのに、「ゴミ回収サービス」を利用されているのを目撃したことが何度がありました(同一人物)。このように、制度を悪用する者がいる一方で、真面目に生きている高齢者を含めた弱者の方々が、不公平な状況に置かれるということが、少なからずあります。

私は、弱者に寄り添う議員でありたいと思っております。