最近、ビジネス英語を学ぼうと思っている。
「何をいまさら…」
という声が傍から聞こえてきそうなのだが、翻訳業にたずさわってもう
20年になるが、私の業務の大半は「営業職」であり(今でも基本はそうだけど)、
チャンスがなかったと言い訳しておこう。
翻訳会社は基本的に独立している個人の翻訳者にアウトソーシングすることが多い。
もし自分が翻訳にのめり込んでしまったら、多くの業務に対応ができなるなるし、
採算がとれなくなるのだ。
だから、私の仕事は営業、翻訳を担当するのは翻訳者とわりきってやっていた。
だだし、海外とのメールのやりとりや、もちろん翻訳者からあがってきた翻訳の
チェックは今までも毎日のようにやるのだが、実は翻訳のチェックとは日本語の
チェックなら日本語のネイティブが、英語なら英語のネイティブが行うべきもので
あって、それ以外はあり得ない。私の場合は日本語だが、上がってきた日本語文を
お客様の求める文体、用語にコレクトして「商品化」するのが仕事であり、
英語の文法チェックをしているわけではない。
まあ、最近海外と直接やり取りをしなきゃならないケースが増えたわけだが、
文例集などをみてメールでやっているうちはよかったが、料金の支払い(海外送金)
などに関して直接お客様から電話がかかってきたときは、完全に打ちのめされてしまった。
大体、料金の支払いに、特に海外送金や、為替レートの話がからんでくると
日本語だってよくわからんわい!(笑)。
ともあれ、何をやればいいのか…。
読解については、ある程度仕事でもやってきたし、折に触れてホームページなどで
Timesなどを飛ばし読みしているので、いらないとはいわないがこの際はぶく。
「書く」ことについては、差し迫った状況でそれを求められることはないので、
これもこの際だからはぶく。
問題は「まったなし」の状況、「聴く」と「話す」である。
実は以前勤めていた会社でドイツ人(英語の話せるドイツ人)と交渉しなきゃならなく
なり、必要にせまられて勉強したことがあった。
まずは「聴く」こと。
これに関してはテレビで話題の「スピード・ラーニング」とか、ものすごい早い
スピード再生ができるCD付きの教材をやった。
2ヶ月くらいやったかな…。
あくまで私の場合だが、これが実に効果があった(笑)。
すべてとはいわないが「なんとなく」相手の言っていることが理解できたのだ。
それに、怪訝な顔をしていると、相手はゆっくり話してくれたしね(笑)。
(今となっては相手がちゃんと英語を話していたのかもうたがわしい…、
訥々とした英語だから理解できたのかも…。)
次に「話す」だが、
前出の「スピード・ラーニング」などでシャドウィングをやっていたので、
ここでもこの教材が役に立つことはわかっているし、交渉の時は自分が
話すべきことやキーワードをあらかじめ、ある程度は英文で用意しておいたので、
なんとかなった。
しかし問題はケースバイケースにおける咄嗟の対応である。
前日のように、突然電話で海外送金の手続きに関して、英語でまくしたてられたって、
相手のいいたいことはある程度わかるが、自分が表現したいことが口をついてでてこない。
こればっかりは訓練しておかないとだめだ。
いろんな場面を想定して、英語での表現を準備しておくことも大切だと思う。
もちろん自分の英語を精査してくれるネイティブも必要だ。
「Please, sit down」とは大人が幼児にむかって話すときに使うもので、
ビジネスでは、「Have a seat」というのが普通だ、と何かの本で読んだが、
そうなってくると、やはり実践は重要だ。
ただし、実践のための準備はたとえ無駄が多いにせよやるべきだと思う。
表現とは多くの準備をやって実践で精査されてはじめて身につくものだ。
準備なくして実践はない。
というわけで、最近準備ばかりやっている(笑)。
翻訳会社オー・エム・ティの公式ウェブサイト
「何をいまさら…」
という声が傍から聞こえてきそうなのだが、翻訳業にたずさわってもう
20年になるが、私の業務の大半は「営業職」であり(今でも基本はそうだけど)、
チャンスがなかったと言い訳しておこう。
翻訳会社は基本的に独立している個人の翻訳者にアウトソーシングすることが多い。
もし自分が翻訳にのめり込んでしまったら、多くの業務に対応ができなるなるし、
採算がとれなくなるのだ。
だから、私の仕事は営業、翻訳を担当するのは翻訳者とわりきってやっていた。
だだし、海外とのメールのやりとりや、もちろん翻訳者からあがってきた翻訳の
チェックは今までも毎日のようにやるのだが、実は翻訳のチェックとは日本語の
チェックなら日本語のネイティブが、英語なら英語のネイティブが行うべきもので
あって、それ以外はあり得ない。私の場合は日本語だが、上がってきた日本語文を
お客様の求める文体、用語にコレクトして「商品化」するのが仕事であり、
英語の文法チェックをしているわけではない。
まあ、最近海外と直接やり取りをしなきゃならないケースが増えたわけだが、
文例集などをみてメールでやっているうちはよかったが、料金の支払い(海外送金)
などに関して直接お客様から電話がかかってきたときは、完全に打ちのめされてしまった。
大体、料金の支払いに、特に海外送金や、為替レートの話がからんでくると
日本語だってよくわからんわい!(笑)。
ともあれ、何をやればいいのか…。
読解については、ある程度仕事でもやってきたし、折に触れてホームページなどで
Timesなどを飛ばし読みしているので、いらないとはいわないがこの際はぶく。
「書く」ことについては、差し迫った状況でそれを求められることはないので、
これもこの際だからはぶく。
問題は「まったなし」の状況、「聴く」と「話す」である。
実は以前勤めていた会社でドイツ人(英語の話せるドイツ人)と交渉しなきゃならなく
なり、必要にせまられて勉強したことがあった。
まずは「聴く」こと。
これに関してはテレビで話題の「スピード・ラーニング」とか、ものすごい早い
スピード再生ができるCD付きの教材をやった。
2ヶ月くらいやったかな…。
あくまで私の場合だが、これが実に効果があった(笑)。
すべてとはいわないが「なんとなく」相手の言っていることが理解できたのだ。
それに、怪訝な顔をしていると、相手はゆっくり話してくれたしね(笑)。
(今となっては相手がちゃんと英語を話していたのかもうたがわしい…、
訥々とした英語だから理解できたのかも…。)
次に「話す」だが、
前出の「スピード・ラーニング」などでシャドウィングをやっていたので、
ここでもこの教材が役に立つことはわかっているし、交渉の時は自分が
話すべきことやキーワードをあらかじめ、ある程度は英文で用意しておいたので、
なんとかなった。
しかし問題はケースバイケースにおける咄嗟の対応である。
前日のように、突然電話で海外送金の手続きに関して、英語でまくしたてられたって、
相手のいいたいことはある程度わかるが、自分が表現したいことが口をついてでてこない。
こればっかりは訓練しておかないとだめだ。
いろんな場面を想定して、英語での表現を準備しておくことも大切だと思う。
もちろん自分の英語を精査してくれるネイティブも必要だ。
「Please, sit down」とは大人が幼児にむかって話すときに使うもので、
ビジネスでは、「Have a seat」というのが普通だ、と何かの本で読んだが、
そうなってくると、やはり実践は重要だ。
ただし、実践のための準備はたとえ無駄が多いにせよやるべきだと思う。
表現とは多くの準備をやって実践で精査されてはじめて身につくものだ。
準備なくして実践はない。
というわけで、最近準備ばかりやっている(笑)。
翻訳会社オー・エム・ティの公式ウェブサイト