今年の中秋の名月は15日でしたが、あいにくの曇り空で月はあまり見えなかったようです。
しかし、今日(17日)が満月。きっときれいな月が見えますね。昨夜の月も本当に見事でした。
さて、こうして秋もだんだん深まっていくのですが、
今日のタイトル「おすきなふくは?」は何のことかわかりますか?
先週の国語の確認テストでも出題された「秋の七草」。
「知らん」「わからん」のオンパレード。
確かに、春の七草は食べて無病息災を願うのに対し、秋の七草は眺めて楽しむ草花ですから
あまりなじみがないのかもしれません。
しかし、秋の七草は漢方などにも使われることが多く、「葛(くず)」の根っこから作る「葛根湯」は
風邪薬として有名ですね。
そこで、秋の七草もこの機会にぜひ覚えてほしい!
ということで、「おすきなふくは」です。それぞれの花の名前の頭文字で、
お・・・おみなえし(女郎花)
す・・・すすき(薄)「尾花」ともいう。
き・・・ききょう(桔梗)もともとは「朝顔」だったらしい。
な・・・なでしこ(撫子)
ふ・・・ふじばかま(藤袴)
く・・・くず(葛)
は・・・はぎ(萩)お彼岸にたべる「おはぎ」はここからきているそうです。
となるわけです。
今日の画像は日頃あまり目にすることのない「女郎花」と「藤袴」です。

ちなみに「おすきなふくは」の別バージョンで「ハスキーなおふく(ろ)」という覚え方もあります。
おすきなほうでどうぞ。
甲西・守山・野洲教室より鼎でした。