シスターみみっくのなんだかわからない堂

日常のよしなしごとをつづります。正教会のお祈り、読んだ本、ハマリものなどなど。

大斎第四週間水曜日

2007-03-14 22:54:24 | 正教会及び宗教全般
いやー三歌斎経にも「見よ、救いの舟は十字架の帆に進められて斎の半ばを過ぎたり」だとか「人を愛する主よ、我らは節制の海の半ばを通りて…」なんて言葉がちりばめられて、大斎も折り返し点を過ぎたというか、往路の山登りをスペシャリストの今井とはいかないまでも何とかブレーキにならずに走れて復路につなぐことができたというか、えーと譬えが若干妙ではあるが、そんなようなことを誦経しつつしみじみ実感。まあ毎年ここの箇所見るたびにそれは感じてることでもあるんだけど、今年はそれに加えて何というか、初代教会から信仰を守り伝えてきた諸先輩方に「あと半分だガンガレ超ガンガレ」って励まされてるようなイメージがわわっと湧いてきてなんかすごく嬉しかった(*´∀`*)

水・金は通常早課・時課・晩課に続いて先備聖体礼儀があるが、教会によってはどちらかしか行わない場合もあるし、日曜日に巡回だったりすると先備に用いるご聖体をつくらないところもある。
どうしてかというと、ご聖体を巡回先から移動するのには細心の注意を必要とするから。
知らない人からしたら単なるパンとぶどう酒だけど、あてくしたちにとっては聖変化したキリストの血と体なわけで。
例えば帰りがけに信徒宅を訪問したいと思っても、車にご聖体置き去りにして行くわけにもいかないしねえ。
釧路でも、移動距離が長いし、やっぱり顔出したいおうちとかあるし…ということで今年から巡回のあった週は先備聖体礼儀を行わないことになった。
先備については去年ちょっと書いたのでご参考までに

http://blog.goo.ne.jp/olym2/e/e153f405088910c70a4a0e4c542584e8