シスターみみっくのなんだかわからない堂

日常のよしなしごとをつづります。正教会のお祈り、読んだ本、ハマリものなどなど。

聖大金曜日

2019-04-26 23:52:00 | 正教会及び宗教全般
牝羊は其羔が屠戮に牽かるるを見て、マリヤは痛く愁しみて、他の婦と偕に後に隨ひて、斯く籲べり、子よ、何に往くか、何爲れぞ疾く進む、豈ガリレヤのカナに復婚筵ありて、爾今彼處に急ぎて、彼等の爲に水より酒を成さんとするか。子よ、我爾と偕に往かんか、或は爾を俟たんか。言よ、我に言を與へよ、我を浄く守りし者よ、黙して我を過ぐる毋れ、蓋爾は我の子及び我の神なり。
(聖大金曜日 晩課 同讃詞)


過去記事はこちら 2006 2012 2013

7時半から王の時課、2時から晩課で眠りの聖像が捧出されました
このご祈祷は歌われたいかたが多かったようで(特に尊きイオシフ)自主練組まで出るという熱心ぶりで即席の大聖歌隊ができあがってびっくり
そうなると誰かが振らないと到底まとまらないので成り行き上orz
地方ならまだしも大聖堂で振るなんて気が引けるったらありゃあしなかったけどご祈祷の進行に支障があっては申し訳ないので必死に振らせていただき何とか終わりまでたどりつきましてございます
まー年に一回しかないやつ急に振ったので至聖所の皆さんには誠に申し訳なく(大汗
でもみんなで歌って厚みのある音がとっても嬉しかったです♪

黒い覆いを取り替えるお手伝いをして6時からはスボタの早課
これは昨日の夜に引き続き混声四部なので歌うのに専念できます
いあ指揮するのって結構大変なんですお
タイミングとかテンポは至聖所との兼ね合いもあるし今何やってるか把握しなければならないので祈祷書も見てないとわかんなくなっちゃうし最初の音出さないといけないしみんなにまとまってもらわないといけないし何か四方八方に神経を張りつめる感じで
普段のお祈りならまだしも大斎のレアなお祈りなんかだとほんとーに油断大敵なんですよね
今日なんか歌ってる最中に一瞬意識が他に向かったら途中でどこ歌ってんだかわかんなくなっちゃってみんなを驚かしたりw

早課のハイライトはハリストスの葬列を象る十字行です
外に出ると傘の要らない程度の小雨が降っていました
これは聖堂のまわりを一周して堂内に戻るところ


終わったあとはランパートグラスを青から赤に取り替えるお手伝いをしました
覆いの取り替えもそうだけどこれをやると復活祭がもうそこまで来てる~とわくわくしますねo(*゚∀゚*)o
明日の夜は婦人会が出店します
こんなのとか


十字架パン(って呼んでるけどクッキー)とか

詰め合わせバスケットなどもあります
販売テントにどうぞお立ち寄りくださいませ

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