シスターみみっくのなんだかわからない堂

日常のよしなしごとをつづります。正教会のお祈り、読んだ本、ハマリものなどなど。

ブログ開設10周年

2016-03-31 08:00:00 | いろいろ
2006年3月31日から始まったこのブログ、おかげさまをもちまして本日で10年となりました。
お休みも多かったので実質は8年かそこらしかないんですけども。
10年かあ~酒の好みだけでもだいぶん変わったなw
つか住むとこも釧路→盛岡→東京と変わってるし、やっぱ10年て長いんだな…
今後とも宜しくお願い申し上げます。

先備聖体礼儀

2016-03-30 20:40:02 | 正教会及び宗教全般
先備の動画をご紹介します。
ワシントンDCにある在外シノドの大聖堂の。
カメラが三か所あってナカナカ見ごたえありです。
♪願わ~くは~の歌は38分ぐらいから。
今東京の大聖堂でもこの時は神学生3人が真ん中で歌ってるんですよん。

先備って聖体礼儀でも主日のとはぜんぜん雰囲気が違う、なんつーかザ・大斎って感じ。
平日はお仕事で参祷できない方も多いから(つか実際あてくしもお仕事してた時はいっぺんしか出たことなかった)これ見て気分だけでも味わっておくれやす

ばんじゃーい

2016-03-29 21:02:00 | 大学院
母校の大学院で科目履修できることになりました♪
つかほんとは受験するはずだったんだけど、ちょうど出願期間に大風邪引いて動けなくてorz
せめてちょっとでも単位とっとこうと思って申し込んでみますた

え?臨床心理じゃないのかって?
そうなんですよね。
実はまだ迷ってるんだけどね。
臨床心理士になりたくて放送大学で心理学のあれやこれや勉強したけど、やっぱ社会学部出てるからかどーしても面白そうと感じるのが社会心理学で、何をこれから研究してくのかって考えた時に色々思うところがあってねえ。
そもそも臨床心理士目指したのはカルト関係のカウンセリングのためだし、必ずしもカウンセラーの資格がなくとも研究者の立場からアドバイス出来るんじゃないかとか。
そんな時に東京来たんでまあ、母校に社会心理あるしとりあえず…と思った次第。

しかしずいぶん変わったよ、白山。
昭和時代のキャンパスの面影全くなし。
まっ、心新たに通いまふ
だがしかし、共に学ぶのがてめえの子供でもおかしくない年の皆さんだという件orz

皇居乾通り一般公開

2016-03-28 22:29:41 | ニュース、時事
行ってまいりました。
二重橋前駅の警備の人が、混んでますかねってたずねた人に「さあ?そんなに降りてないですから」って言ってたんで、桜まだそんな咲いてないし月曜日だしね、なんて思って地上に出たらなんか大変なことになっていましたよΣ(゜Д゜)
考えたら二重橋前駅だけじゃなくて東京駅からも大手町駅からも来るわけで、おまけに観光バスもぎっしりですお。
おまりさんもいっぱい。
えらいこっちゃ。
でもまあ、秋と来年の春は工事かなんかで公開ないっていうからとりあえず行っとこうと小砂利ざくざく踏んで坂下門に向かう。
荷物チェックとボディチェックがあります。

ここが一番待つ感じですねえ。
なるたけチェックしやすいように、バッグの中のポーチとかもファスナーを開けておきませう。
さて、

坂下門から入ります。
まだ満開じゃないので、ゆったり見物できます。
宮内庁の庁舎。

いやー、千代田区にこんな光景が。

ソメイヨシノはまだでしたが、コヒガンザクラなどは咲いていました。


乾門から出ます。

出た後で東御苑に回りました。
中からも行けますよ。
入口付近で、今通ってきた道を一枚。

あらこっちもすてき。


んで、結局そこを出たあたりが本日のベスト。

来週の月曜日はどこでお花見しようかな。

グレゴリイ・パラマスの主日

2016-03-27 23:22:30 | 正教会及び宗教全般
正教の燈、教会の保固及び教師、修士等の飾、神学師の中の勝たれぬ軍士、
奇跡者グリゴリイ、フェサロニカの誉、恩寵の伝道師よ、
我等の霊の救はれんことを常に祈り給へ。

この日は過去記事がいっぱいだw
2007
2008
2010
2013
2014

大斎の意味より。
物質的被造物の神化の可能性は大斎期間一貫して主張される。
(中略)第二主日には聖グリゴリイ・パラマス(1296-1359)の記憶を行う。
彼は、すべての造物には神の力(エネルギー)が浸透しており、この世の生活においてさえ、この神の光栄は人間の肉体の目を通して知覚することができ、人の体は神の恵みによって神化されると教えた。


今日の福音箇所はマルコによる福音書2章1~12節、お友達の皆さんが屋根をぶっ壊して中風の人をハリストスのもとに吊り下ろし、いやしの奇跡が与えられたところです。
お説教では群衆、赦し、癒しという3つのキーワードからお話があって、群衆の話がとても印象的でした。
群衆に阻まれる、この福音の中でそれは文字通り人が多すぎてハリストスのおそばに行くことが出来ないということだけど、それは私たちが神様に向かって歩んでいる中で起こる障害や試練のことでもあって、そうなった時に私たちはどうすべきか。通常の入り口から屋根へと視点を変えることで救いの道が開けたように、私たちも落ち着いて軌道修正を図ることも必要ではないかと。

やー、第一コリントで言う「逃れの道」もこれなのかもね。
それと何でか「め組の大吾」で中央レスキューの白石さんが言ってた「我々イケると踏んだら、何だって武器にしますよ!」を思い出したw
ああそうか、あのシーンも正攻法じゃなくてポンプ車で壁突っ込んで進入経路確保したんだった、同じぶっ壊し系だから連想したのか。
わーごめーん、せっかくのお説教の格調をマンガで下げちまったよorz

死者の記憶

2016-03-26 12:42:04 | 正教会及び宗教全般
大斎準備週間の第三週間目(審判の週間)の土曜日と、大斎の第2・第3・第4週間の土曜日は全永眠者が記憶されます。

大斎の意味によれば、

復活のハリストスを信仰するすべての人々にとって、死者たちはすべてハリストスのうちに生きているゆえに、死は交流を妨げる壁を作らない。
すなわち、死者は今も我々の兄弟であり、我々と同じ家族の一員である。だから、我々は彼等のための熱心な祈祷の必要を感じるのである。

とのこと。
パニヒダで「死より復活し、生ける者と死せし者を全能の手に保ちたもうハリストス我ら真の神は」って神父さん言うものねえ。

ところで土曜日って曜日の中では永眠者を特に記憶する曜日なんだそうです。
これは、土曜日に神が創造の業を休んだことが、神の国における安息を象っていると理解されるからとのこと。
確かにヘブライ人への手紙4章には、

ところが、わたしたち信じている者は、安息にはいることができる。それは、「わたしが怒って、彼らをわたしの安息に、はいらせることはしないと、誓ったように」と言われているとおりである。
しかも、みわざは世の初めに、でき上がっていた。
すなわち、聖書のある箇所で、七日目のことについて、「神は、七日目にすべてのわざをやめて休まれた」と言われており、またここで、「彼らをわたしの安息に、はいらせることはしない」と言われている。
そこで、その安息にはいる機会が、人々になお残されているのであり、しかも、初めに福音を伝えられた人々は、不従順のゆえに、はいることをしなかったのであるから、神は、あらためて、ある日を「きょう」として定め、長く時がたってから、先に引用したとおり、「きょう、み声を聞いたなら、あなたがたの心を、かたくなにしてはいけない」とダビデをとおして言われたのである。
もしヨシュアが彼らを休ませていたとすれば、神はあとになって、ほかの日のことについて語られたはずはない。
こういうわけで、安息日の休みが、神の民のためにまだ残されているのである。
なぜなら、神の安息にはいった者は、神がみわざをやめて休まれたように、自分もわざを休んだからである。

とある。
まあ…月例のパニヒダなんかだと、便宜上日本の教会では、日曜日に主日聖体礼儀を終えた後行っているところがほとんどだけど。

祈祷の次第については、ゆうべの早課・一時課も今日の聖体礼儀も、パニヒダと埋葬式の聖歌や誦経箇所とミックスって感じになっています。
ただ記憶する人数が大聖堂だもんでえらいたくさんなので、神品が手分けして必死に誦みあげていました。
たまに「!」て感じで見直したりされてるので、日本語以外で名前を記入される方は出来ればブロック体の方がいいのかなあ、なんてここで書いてもあれですが。

他にも全永眠者を記憶する日はいくつかあって、ウィキペディア(をい)によれば、
復活大祭後の第一週間(フォマの週間)の月曜日もしくは火曜日
五旬祭の土曜日
前駆授洗イオアン斬首祭
ソルンの聖ディミトリイの記念の前の土曜日

だそうだけど、うーむどれもこれも知らんというorz
この大斎のだって、釧路いた時いっぺんやったかぐらいしか記憶ないもん。
こないだも書いて、まあ言い訳がましくてなんなんですが、巡回だの、土曜日に個人のパニヒダが割とあるんだの、土日に分散すると一回の参祷者数減っちゃうだのってのがあってあましやってなくて、全永眠者のための総パニヒダは復活祭後の墓地祈祷の前だとか、遠野なんかだとお盆の時期に人が集まるってのでそういう時に行ってました。
てなわけで久々も久々だから、ちゃんとに忘れないように覚えとかないとね。

咲きました

2016-03-25 21:21:06 | 正教会及び宗教全般

大聖堂のちーりっぴ、早いのが一本咲きました♪

いやー、これまで花よりもダンゴ(よりも酒)を激しく貫いてきたんだけど、今年はお花がやたらと気になります。
春の遅いところにずっといたからね。

でも手放しでこっちがいいー、というわけでもない。
何しろ釧路にはスギがない!
どんだけスッキリしてたか。
花粉の時期に帰省して、鼻ズビズビで釧路空港着いたらみるみるスーッと鼻が通っていって、生まれ故郷より釧路の気候のほうが合うってどういうことよ、なんて。
まあアカシアとか牧草とか、くしゃみ出るのはないでもなかったけど、スギに比べたらねえ。
東京の花粉はますますグレイトになってたよ…
まあ対策グッズも昔よりあるので、メガネとマスクとアレルシャットでどうにかしのいでます。
昔はこの時期鼻かみながら聖歌歌ってたもんだ、鼻スプレー片手に
そういえばキリル井上兄も花粉症で、眠くなるの喉が渇くのと薬談義をした覚えがあります。もう10年が過ぎましたが兄…今いらっしゃるところには花粉は飛んでないんでしょうね(。´Д⊂)

あと今斎中で控えてるけど、ぎりぎりまでヨーグルト食べてたら気持ち楽な感じ。行ってるクリーニング屋さんもアロエヨーグルト食べてるって言ってたし、こないだテレビで実験したら半分くらいの人が効いてたから、ダメもとでおすすめしまふ。あー信者さんは…来年トライして下さいw

日本最古の「木造教会」、復元へ

2016-03-22 16:05:01 | ニュース、時事
産経フォトより。
日本最古の「木造教会」、復元へ【東日本大震災パノラマ】
津波で浸水し解体された宮城県石巻市中瀬(旧北上川の中州)にあった「旧石巻ハリストス正教会教会堂」が、2016年度中の完成を目指し復元される。(続きはリンク先をご覧ください)

震災の年から折々に記録された360度のパノラマ画像を見ることが出来ます。
特に3月28日のは…
12日だったか13日だったか、空撮で中瀬が映って、6キロ津波は川をさかのぼったというのに旧聖堂が残っていたことにものすごく感動した、そのことを思い出して今でも涙が出ますね。

そういえば山田五郎さんが旧聖堂について「トランヴェール」3月号に書いていらっしゃいました。
彼も萬画館と旧聖堂が残るあの光景に涙されたんだそうです。
こないだの遠征で行きだけ新幹線使って、偶然手に取ったんですが、この記事読めてよかったなあと思いました。

土地のかさ上げを経て2016年度中に完成とのこと。
嬉しいことです。
成聖式にはぜひ行きたいものだと。

みみっくVOW49

2016-03-21 20:52:03 | みみっくVOW

3月6日、盛岡で行われたドイツレクイエムの演奏会に遠征してきたんですが、その際撮り残してきた物件をゲトすることが出来ました!有難や有難や

この&はなんなんでしょうか。
ヒロシ&キーボーじゃあるまいしw
まあこのパターンありなら「小林&幸子」とか「北島&三郎」とかいくらでも出来ますねwww
つのだ&ひろとかダイアモンド&ユカイとか(違

正教勝利の主日

2016-03-20 22:24:30 | 正教会及び宗教全般


わーい無事に初週乗りきりました♪ヽ(´▽`)/
先週の日曜からずっと朝晩フルでお祈りだったからね、正直始まるまでは年齢的なものとか体重的なものとかwでもっとしんどいんじゃないかと心配だったんだけど、それよりもお祈り三昧が嬉しくて、祈りの空間にただ身を浸していられることが嬉しくて、それは杞憂でありました。
そりゃあ若干筋肉痛にはなったけど。
大聖堂なんで人もいっぱいいるから、なんかアンドレイのカノン聴きながら聖堂の中を見回して「あーみんな大齋を一緒に旅してる仲間なんだなあ」としみじみ思ったりしてね。
いあ、小さい教会は小さい教会でまた違う良さがありますよ。
だいいち大聖堂では誦経する機会ないもんね。
でもやっぱり暦通りのご祈祷に与れるのって大聖堂ぐらいだろうから、今年は青学の原監督じゃあないけどわっくわくなんですおO(≧∇≦)O

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