シスターみみっくのなんだかわからない堂

日常のよしなしごとをつづります。正教会のお祈り、読んだ本、ハマリものなどなど。

地上30メートルの隠れ家で静けさ満喫

2007-03-05 22:42:35 | ニュース、時事
【こぼれ話】地上30メートルの隠れ家で静けさ満喫=バングラデシュ(時事通信) - goo ニュース

記事によると、
ガウスさんは毎日、手製の滑車装置を使って「隠れ家」に行き、最低でも4、5時間過ごす。読書や執筆にいそしむほか、小鳥のさえずりを聞いたり、時には食事、睡眠も取ったりするという。「一人ぼっちでいるのは気分がいい。誰にも邪魔されないし、執筆から気をそらすものもない。月明かりの下で詩作する時や、日の出・日没を見る時に、自然に対する深い親近感を覚える」と話している。
とのことだ。

ふむふむ。
登塔者シメオンを思い出したので画像を貼っつけてみる。
ぶら下がっている水差しっぽいものと何かの包み(たぶんパンとかなんだろう)がちょっとかわいかったり。
お祈りに専念したくて、上へ上へといっちゃったシメオンの気持ちが何となくわかるような気がするな。
というか、今まで「昔は変わった修行する人たちもいたもんだ」ぐらいにしか思わなかったけど、このニュースで初めて身近に感じることができたよ。
バングラデシュの大工に感謝。

グレゴリイ・パラマスの主日

2007-03-05 00:10:31 | 正教会及び宗教全般
大斎第二主日はヘシカスム(静寂主義)の擁護者グレゴリイ・パラマスを記憶する。
ヘシカスムの話はむじゅかしいのでおいといて(ぉ
何故この時に彼が記憶されるかというと、これは先の大斎第一主日と同じように、反対する者に対しての勝利という意味合いがあるからだ。
また彼が訴えた、人間が精神と肉体の両方を統一させて祈ることの正当性は、大斎を祈りと節制をもって過ごそうとする我々にとって大いなる指針となる。
パラマスのイコンはふつうに髪の毛があるものと画像のようになっているものと。
これはトンスラか、それともてっぺんハ、うわなにをするやめろ(以下略

聖人と言えばこんなニュースが。
17世紀の日本人殉教者188人が聖人に次ぐ「福者」に(朝日新聞) - goo ニュース
すごい人数。
でももっと沢山の人たちが殉教してるんだよね…
有名どころでは天正少年使節の中浦ジュリアン、徳川家康の直臣だった原主水、当時にしちゃあものすごい巡礼旅行をしたペトロ岐部(中公新書の伝記面白かった。オ○ムの岐部は一族の末裔だったんだよね)、生月のガスパル様西玄可など。
もし今ものすごくキリスト教が迫害されるようなことになったら、あてくしなんか真っ先に転びそうな気がするよ…
というか、自分が拷問されるのはまあガマン出来るとして、ダンナが拷問されたら一発だ。
「信じます。信仰のない私をお助けください(マルコ9:24)」