シスターみみっくのなんだかわからない堂

日常のよしなしごとをつづります。正教会のお祈り、読んだ本、ハマリものなどなど。

キャンプだホイ! 10th anniversary

2008-07-31 23:53:02 | いろいろ
以前東日本主教区では青年大会なる行事があったそうだけど、長らく中断されていて、1999年に北海道ブロックの子供向け行事として再スタートしたのが教会学校宿泊研修会「キャンプだホイ!」。今では大人子供合わせて100人近く集まる夏の大イベントになった。
第1回目の道南八雲町でのキャンプの時は、ダンナと私は川崎在住。
たまたま夏休みに函館旅行を計画していて、当時八雲で羊牧場を経営されていたK兄(現:神父)に連絡したところ「今度こちらで道内の子供集めてキャンプやるから見に来たら」と言われたので、日程を少しずらして参加することにした。

いや面白かった。
廃校になった小学校の校舎に泊まって、バターを作ったり草木染めをしたり釣りをしたり遊んだ遊んだ。
あんまり面白かったので帰ってから大聖堂の人たちに口を極めて宣伝しまくった。
2年目、3年目とニセコで行われた時は行けなかったけれど、話を聞いて興味を持った人たちが数名東京から参加した。

2002年、第4回目は上武佐、前の年に私たちは釧路に移り住んでいたので今度はお迎えする側になった。
第1回目にお客さんで参加したキャンプで主催者側に回るとは神ならぬ身の知る由もなく。
そー考えてみると北海道に住む伏線を神さまが引いておいてくれたのかも知れんなと。
ここで花鳥風月兄と言うアウトドアの達人が登場する。
料理バトル(子供たちの各グループで料理を競い合う)が初めて行われたのもこの時だった。

5回目は神恵内、海がキレイだった。
クラフトを作ったり、ウニ採りを見学したり(実にウマーかったw)。
平日だったけど晩課も行って、お祈りや自分の聖名について学んだりした。
この時初めて参加した道産子兄が「いつか斜里でもキャンプをやってみんなに来てもらいたい」と帰りのバスの中で発言したのが8回目実現の原動力となる。

6回目は函館。
函館教会の敷地内にテントを張り巡らして宿泊。
シーズン真っ盛りで、てんこ盛りの観光客のど真ん中、函館市の顔たるハリストス正教会でキャンプですよwwwww
せっかく教会でやるので教会についてちょっとでも知識が増えればと思って、敷地と聖堂の中まで使って村人をそこここに配置しリアルRPGをやってみた。
仙台から参加した子が「ゲームキャラは疲れるというのがわかった」と言ったので吹いた。
港まつりの花火を特等席で見ることが出来たのも思い出。

7回目は小樽。
それまでも目的は共通体験とか信仰継承とかうたっていたけどこの時からはっきりした「テーマ」が打ち出されたと思う。
この年は「聖書」。
メイン行事としては「ノアの箱舟」の劇をやった。
中島みゆき「地上の星」をBGMにプロジェクトX風に箱舟を作るシーン、自分で考えたくせに大いにワロタ。
正味一日ぐらいしか準備期間がなかったのに、子供たちの瞬発力ってすごいなあ、としみじみ。

8回目は斜里。
テーマは「天地創造」。
農業、酪農、漁業と3つに分けて体験。
世界遺産知床もガイドさんつきで歩くことができた。
軍手をして真剣にマスをさばく小学生にちょと感動。
この時は裏方担当だったから進行と物品とお金のことで頭が飽和していてなんかよく覚えてない(爆
かえってその後東京参加組の皆さんと楽しくキャンプの続きとばかりに釧路で合宿したことの方が記憶にあったり。

9回目はサミットを翌年に控えた洞爺湖。
テーマは「神の声を聞こう」。
メインのイベントは特別に許可をいただいた昭和新山登山で、山上で十戒を授かったモーセ大フィーチャー。
登山道があるわけじゃないし、活火山だし、結構大変だったみたいだけどやろうと思ってもなかなか出来ない印象的な体験だったと思う。
あてくしは遊覧船に乗ってマターリしていたわけだが(ぉ

さて10回目の今年は大沼。
テーマは「播かれた種」。
わくわく♪
どうぞお天気が暑すぎず寒すぎず外にいるときに雨降らずwでありますように

沖合で発見の遺体、風船飛行記録に挑戦の神父と確認

2008-07-30 23:15:32 | ニュース、時事
CNNより。
沖合で発見の遺体、風船飛行記録に挑戦の神父と確認 ブラジル
サンパウロ──ブラジル・リオデジャネイロの沖合で7月上旬に見つかった遺体が、今年4月に1000個もの風船で空を飛ぶ記録に挑戦していた神父だと確認したと、捜査当局が29日に発表した。 (後略)

風船おじさんなる人物が話題になったことがあったなあ。
もう10年以上前のことだけども。
この人も消息不明になったけど見つかってないよね。
今回家族や知人にしてみればご遺体が見つかっただけでもよかったかも。
いやよかったって言ったら言い方が悪いかも知れないけど、何つうか、見つからないと気持ちの踏ん切りがつかなかったりするんじゃないかなあとか…
うーんでも踏ん切りなんてつける必要がどこにある?と言われればそれもそうだ。
一概には言えないな…

てかそもそも何で神父さんが風船旅行?

国際ガンダム学会発足

2008-07-29 21:10:27 | ニュース、時事
中国新聞より。
ガンダム学会が8月末に発足
人気アニメ「機動戦士ガンダム」を題材にした世界初の「国際ガンダム学会」が8月24日に発足し、広島市中区のアステールプラザで記念シンポジウムを開く。広島アニメーションビエンナーレ実行委が28日、発表した。世界中の研究者が、ガンダムを通して見える人類の未来を研究、議論する。(後略)

「見せてもらおうか、
学会の知識人たちの知的レベルとやらを」

テネシー州の教会で男が銃乱射、2人死亡

2008-07-28 15:00:47 | ニュース、時事
CNNより。
テネシー州の教会で男が銃乱射、2人死亡
テネシー州ノックスビル──当地にあるテネシーバレー・ユニテリアン・ユニバーサリスト教会で27日午前10時15分頃、子どもたちがミュージカル「アニー」を上演している最中に男が散弾銃を乱射し、61歳女性と60歳男性の2人が死亡、7人が負傷した。負傷者は病院に搬送されたが、5人は重体。男は現場で教会信者らに取り押さえられ、逮捕された。 (後略)

なんでも死亡した2名のうちの男性は教会の案内係で、犯人に立ちはだかってみんなを守ろうとしたんだそうな。・゜・(ノД`)・゜・。
しかし日曜の朝になんてことするんだ。

そういえば日曜日だよね?
午前10時過ぎに教会でミュージカル?
礼拝は?


話は変わるけど、キエフでウラジーミル大公が正教受け入れてから1020年の行事があったらすいんだけど、ウクライナ側がロシアに断んないでコンスタンチノープルの総主教を勝手に呼んだとやら何だとやら(違ってたらスミマセン)ですったもんだあったようだが、ダンナが土曜日に偶然ラジオで聴いた以外日本語のソースがどこにもナイ。
英文のニュースならukraineで検索すると関連記事が200件以上出る(!)んだが、英文は見ただけで目がすべるぅぅぅ
まあバルトロメオ総主教とアレクシイ総主教とユーチェンコ大統領のスリーショットがいっぱいあったんで無事に行事は行われたみたいなんだけども、ウクライナって宗教事情がこんがらがっててよくわからん。
正教会だけでも3つぐらいなかったっけ。
やっぱ民族絡むと難しいというか…
信仰の対象は同じなのに(´・ω・`)

第6主日

2008-07-27 23:55:44 | 正教会及び宗教全般
今日の福音箇所はマタイ9:1~8、中風の人を癒すところ。
去年の記事はこちら→第6主日
2節で「元気を出しなさい(新改訳ではしっかりしなさい)」ってあるけど、なんかハリストスがこやって励ますのって新鮮な感じがして嬉しい気持ちになりますた(*´∀`*)
いや見飛ばしてるだけできっと他にもあるんだろうけど。
で正教訳を見たら「安んぜよ」う~ん??
ちょと雰囲気違うね。
いや安心さしてくれてこれもいいんだけど。
orthodox study bibleだと「be of good cheer」か。
チアってやっぱし励まし方面だよね。
まあいいや、(*´∀`*)な気持ちを与えられたことに感謝。

みみっくVOW26

2008-07-26 23:58:19 | みみっくVOW
5月に小樽で聖歌研修会があった時、懇親会の会場でおみやげに昆布いただいたんだけど、パッケージ見て吹いた。


このコピー…

どう見てもゲンソ液の広告にインスパイアされたとしか。



昔の広告とか薬のパッケージ大好きなんで、ゲンソ液のコピーは知ってた。
古い広告集めた本や、北杜夫「楡家の人びと」にも出てくる。
でも看板が残っているとは今検索するまで知らんかった。
というかこのお店行ってみた~い!!
というわけで画像はこちらのHPからお借りしました。
大正・昭和のアンティーク専門店 名古屋ミルキー

南アフリカのゴスペル歌手、信仰とプロ活動とのはざまで

2008-07-25 23:56:23 | ニュース、時事
AFPBBニュースより。
南アフリカのゴスペル歌手、信仰とプロ活動とのはざまで
【7月25日 AFP】(前略)ゴスペル音楽は、同国では最も売れる音楽ジャンルの1つとなっているため、ゴスペル歌手にプロとしてキャリアを築くチャンスが転がりこんでくることもある。ただし、レコード会社にスカウトされた場合、ゴスペル歌手は、信仰と相いれないこともあるプロの道を選ぶのか、決断を迫られることになる。(中略)南アフリカでゴスペルがブームになった背景には、同国には熱心なキリスト教徒が多いということ以外にも、経済成長により労働者階級でもCDを買うゆとりができたという事実もある。ゴスペル市場の購買者の大半は、労働者階級だ。

う~ん炎のランナー的悩みは現代社会に生きてるクリスチャンにはつきものかのう。
でも日曜日にお仕事する方がいて下さるおかげで教会行くのに電車に乗れたりするわけだからなー。
あてくしに関して言えばちょっとテレビっぽい仕事をしていた時日曜日も仕事というのが増えたことがあったけど、まあそういう業種だからしょーがあるまいと思って土曜日の晩祷とか聖書勉強会とか行ける時に行ってた。
そしたらある日雇い主の奥さんが(個人事務所だったので)
「あなた!!みみっくさんは日曜日教会に行かなくちゃならないんだから何とかしてあげて下さい」と談判を始めたので鳩が豆鉄砲状態。
奥さんも別の教派のクリスチャンだったものでね。
おかげで聖体礼儀に出られるようになって有難かったけど、あてくし自身は「まあそのうち日曜日行けることもあるだろー」って感じでのんきに考えていたので正直驚いたお

まあこの記事で言う信仰と相容れないことっていうのは安息日に限ったことじゃないと思うけど。
でも略したところに書いてあるドラッグやアルコールの誘惑って芸能界につきものってことでもないものねえ、最近はマクロビとかヘルシー志向のアーティストも多いわけだし、そもそもゴスペルシンガーにそーいうの誘うか??なんて…

岩手北部地震

2008-07-24 21:15:41 | ニュース、時事
東北5県、103人けが 岩手の震度6強地震 (河北新報) - goo ニュース
岩手県沿岸北部を震源に同県洋野町で震度6強を観測した24日未明の地震で、負傷した人は同日正午までに、福島を除く東北5県で計103人に上った。うち重傷者は24人。北海道などを含めると負傷者は百数十人に達するとみられる。住宅被害は岩手、青森、宮城で計24棟が一部損壊した。落石などで道路の通行止めも多発している。(後略)

寝てたら揺れて目が覚めた。
ダンナも目を覚ましたんで「地震だね」「揺れてるね」とか言ってたけど何かやたら長い。
そのうち揺れがだんだん大きくなってきた、うわー。
こあいのでお互いがしっと腕を掴んでた。
そうこうするうちやっとおさまったのでテレビ見に行った。
長い地震の時は遠くで大きな地震が起きてたりするから。
電気をつけたら、まだ12時半だったのでビクーリ。
爆睡してたからもうとっくに2時とか3時になってると思ったお
テレビ見たら震度6強でまたビクーリ。
震源はサハリンとか北方領土じゃないかと思ってたんだけど東北だったんでΣ(||゜Д゜)ヒィィィィ
ガクブルして母にメールした。
「揺れたねー」と返ってきた。ホッ。
こないだもそうだったけど電話通じなくなっちゃうからこゆ時はメールの方が早いな。
てかこないだって言う時点でなんつーか('A`)ウヘァ
東北地震大杉orz
でも今回死者がいなくてそれだけでもヨカタ…

バイクレーサー牧師、礼拝中にオートバイ衝突事故

2008-07-23 21:41:02 | ニュース、時事
エキサイトニュースより。
バイクレーサー牧師、礼拝中にオートバイ衝突事故
[米インディアナ州ココモ 21日 AP](前略)クロスロード・コミュニティ教会の牧師ジェフ・ハーローは、日曜日の2回目の礼拝のはじめにオートバイの操作に失敗し、教壇を1.5メートルほど走って一列目の空席に衝突。手首を骨折した。(中略)「彼は舞台にバイクを持ち出して、乗り手がいかにバイクとひとつになるかを人々に示そうと考えていました。彼はただバイクに座って走るだけのつもりでした。彼がバイクを押して歩いていたとき、何故か彼の手を離れたのです。意図したことではありませんでした」と、彼女(牧師の妻)は『ココモ・トリビューン』に語っている。
ほかに怪我人は出なかった。(後略)

最初礼拝中にオートバイ衝突事故って何のこっちゃ?と思ったけど説教に使うんだったのね。
プロテスタントはうちらより説教の比重高いし時間も長いからいろいろ大変だなあ。

でもひとつ言っていいすか。










乗り手とひとつになってねぇぇぇぇぇ!!

もうひとつ。
CNNニュースより。
新約聖書の「シナイ写本」、ネットで全文公開へ
 紀元4世紀ごろにギリシャ語で書かれた新約聖書の「シナイ写本」の全文が、インターネットで無料公開されることになった。写本の部分を所蔵する英国やロシア、ドイツなどの各国が協力し、来年7月までに翻訳や検索機能を搭載してネット上で掲載する。(中略)英国立図書館によると、部分を保管している図書館らと協力し、全文をデジタル化。来年7月には、世界のどこからでも「シナイ写本」を見ることができるようになる。

楽しみ♪

こんにちはアン

2008-07-22 21:44:33 | レビュー
『赤毛のアン』をはじめて読んだのは小学生の時で、暗記するほど読んだ。
大学時代にふと文庫を読んだら児童版のより中身が濃くて(割愛箇所も結構あるしね)面白くてハマってしまいシリーズ全部買って読んで、いつかはプリンスエドワード島に!と思っているあてくし。
実写の映画を友人と見に行った時は、そんな感じで入れ込んでる作品だもんだから、もーグリーンゲイブルズが見えてきただけで滝涙ですよ。
みみっく「あたしグリーンゲイブルズ見えてきただけで泣いちゃったー」
友人「ええ!?あたしなんてマシューが駅に迎えに来た時もう泣いちゃったー」
二人とも泣くの早すぎw
今年は『赤毛のアン』誕生100周年てことで、テレビでもアンの特集組んだり他にも色々企画物があるなあと思ってたんだけど、続編、もとへアンが生まれる前からマシューとマリラに出会うまでの生活だから前編か、そういうのを描いた物語まで出てたなんて本屋で見かけてびっくりこいた。
一瞬「これって何てパチモン?中身スカスカだったら容赦しねえからな」と思ったけどあとがき見たら、モンゴメリの遺族の依頼でアンと同じノヴァスコシア出身の作家が書いたものなんだそうで、それなら読んでみようかな、と思った次第。

感想。
アンの身の上話はアンがマリラに話した内容で知ってはいたけど、あらためて読むと子どもとしてはものすごく過酷な生活を送ってきたのだということがよくわかった。
よくもまあ心が折れてしまわなかったものだ。
グリーンゲイブルズに引き取られてほんとうによかった。

さてまた本編をひもとき…アンの幸福な成長を確かめるとするか。
こんにちはアン 上巻 (1) (新潮文庫 モ 4-39)
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