大倉草紙

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【奈良】 興福寺

2008年07月01日 08時44分23秒 | 旅 - 奈良県
6月8日(日)
当日の行程:(京阪・宇治駅) → 【平等院】【宇治神社】 → 【宇治上神社】【宇治市源氏物語ミュージアム】【三室戸寺】 → (京阪宇治バス・三室戸寺~JR宇治駅)…(JR・宇治駅~新田駅)…(徒歩)…(近鉄・大久保駅~西ノ京駅) → 【唐招提寺】 → (タクシー) → 【興福寺】


          
             イトーヨーカドー奈良店

   
              長屋王邸跡の解説板

   
              出土した木簡の写真

   
                  祠

唐招提寺から興福寺へは、タクシーで移動。
途中、長屋王邸跡に寄る。
4月にも一度訪れているが、今回は、同じ場所を写真に収めておこうと思った。

長屋王邸跡には、イトーヨーカドーが建っている。
長屋王邸跡の解説版には、発掘中の様子、復元図、平城京の条坊と長屋王邸の位置、出土した木簡が写真や図によって示されている。

イトーヨーカドーの裏手にある自転車置場の傍らには、長屋王のことを記した板と祠がある。



【興福寺】(世界遺産)


   
                東金堂(国宝)

興福寺は近鉄奈良駅からのアクセスが良い。
何度も通ってはいるけれど、東金堂や国宝館の仏像を拝むのは初めてだ。

国宝である文殊菩薩坐像、維摩居士坐像、十二神将立像、四天王立像も素晴らしかったが、中央に安置されている薬師如来坐像(重要文化財)と、その両脇侍の日光・月光菩薩立像(重要文化財)のどっしりとした雰囲気が心に残る。

国宝館では、阿修羅像(国宝)と山田寺の仏頭(国宝)を拝み、興奮を覚えた。
夫は、天灯鬼・竜灯鬼像(国宝)を実際に目にして、ひどく感激しているようだ。
いまでも時々、話題になる。


          
                五重塔(国宝)

五重塔は、東寺に次ぐ高さだという。
730年に建立されて以来、5度も焼失している塔だ。
どの位置から眺めても素晴らしい。
重厚なのだが、どことなく親しみも感じる塔である。


   
                 仮金堂

仮金堂の周りは立入禁止。
これは、伽藍復元再建のため。
2010年の興福寺創建1300年には、創建当初の中金堂が再建される予定だという。


          
              南円堂(重要文化財)

南円堂は、藤原冬嗣が父内麻呂の追善のために建立した。
南円堂建立の功徳で、冬嗣は栄華を極め、藤原北家は全盛期を迎えたという。
秘仏である本尊不空羂索観音菩薩坐像(国宝)を祀っている。


   
                 般若の芝

          
             般若の芝あたりの鹿

薪御能を観た般若の芝が、普段はどんなふうになっているのか気になった。
能舞台の場所は、竹で囲われている。
そのそばで、鹿が芝生を食んでいた。


  
     興福寺の御朱印           興福寺のてぬぐい