大倉草紙

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【東京】 薩摩焼 桃山から現代へ 歴代沈壽官展 (日本橋三越本店新館7階ギャラリー)

2011年01月31日 21時00分00秒 | 美術館・博物館・記念館・資料館
1月29日(土)


展覧会は31日(月)まで。
最後の土曜日だったせいか、会場は混雑していた。


「金襴手花卉文花瓶 一対」
十二代 沈壽官 1893年
こちらは、シカゴ万博へ出品されたもの。


右は、「薩摩獅子乗大香爐」 十五代 沈壽官 2010年
十二代沈壽官が描いた下絵(左)をもとに、今回の展覧会のために、十五代が手がけた作品。


「錦手ネズミを見つめる母娘像」
十二代 沈壽官 1880-1900年頃
母娘とネズミの間にいる猫の姿も愛らしい。

【東京】 善光寺 大本願上人展 (日本橋三越本店 新館7階ギャラリー)

2011年01月17日 21時00分00秒 | 美術館・博物館・記念館・資料館
1月16日(日)


善光寺大本願上人展へ行った。
展覧会は17日(月)まで。

善光寺大本願は、尼寺。
「善光寺上人」と呼ばれる住職は、代々公家出身者が就任している。
現在の善光寺上人の鷹司誓玉は、鷹司家出身。
皇室との交流の深さを物語る品々が展示されている。


「御大禮装束十二単衣」貞明皇后由緒品


「梨子地効く葵紋散蒔絵食籠」


「春秋草花図」 岡信孝 画

会場では、鷹司誓玉上人が昭和30年に入山得度するときの映像が流れていて、印象に残った。
善光寺は、いつか詣でたいと思っている。

【東京】 歌麿・写楽の仕掛け人 その名は蔦谷重三郎 (サントリー美術館)

2010年12月19日 21時00分00秒 | 美術館・博物館・記念館・資料館
12月18日(土)


展覧会は今日まで。
最終日の一日前だったからか、会場は混雑していた。

蔦谷重三郎は、江戸時代の版元。
「蔦重」とも呼ばれる。
喜多川歌麿、山東京伝、葛飾北斎、太田南畝、東洲斎写楽など、蔦重がプロデュースした絵師たちの作品が並ぶ。
「仕掛け人」である版元に着目した点が、この展覧会の面白さだと思う。


【神奈川】 特別展示 19世紀の日本と亜米利加 -技術革新と近代外交の日々- (横須賀市自然・人文博物館)

2010年12月18日 21時00分00秒 | 美術館・博物館・記念館・資料館
12月12日(日)


展示の最終日に行った。
万延元年(1860)の遣米使節が派遣されて150年を記念した展覧会。
遣米使節主席外国奉行兼神奈川奉行の新見豊前守正興に関する展示もあった。

そういえば、万延元年の遣米使節が派遣されて100年を記念した碑を東京都港区役所の近くで見たな、と思いだした。
近くにペリーの像もあった。
どうしてそこにあったのかは不明。

展示室には、「ペリーが食べた日本側歓迎宴のメニュー」を挙げた参考資料が置かれていた。
えらく豪勢だったけれど、どのくらい食べたのだろうか?

【東京・千代田区】 戦いのしるし -古戦場絵図・武具図展 (千秋文庫)

2010年12月14日 21時00分00秒 | 美術館・博物館・記念館・資料館
11月20日(土)


千秋文庫は、旧秋田藩主の佐竹家に伝わる文化資料を集めた博物館。
12月9日まで、古戦場絵図を展示しているというので行ってみた。

「関ヶ原戦場之図」「大坂冬御陣之図」「大坂夏御陣之図」など、実際に史跡を廻ったことのある場所は特に興味深い。
武具の図は、なんだか夏休みの宿題みたいだったけれど。

【東京・千代田区】 議会開設百二十年記念 議会政治展示会 (憲政記念館)

2010年12月12日 21時00分00秒 | 美術館・博物館・記念館・資料館
12月5日(日)


国会特別参観()のあとで憲政記念館に寄った。
先日、特別展を観たときにはまだやっていなかった展示を観るためだ。
この展示会は、10日(金)にすでに終わっている。


「新政府綱領八策」(慶応3年)

展示室に入ってすぐにあったのが、「船中八策」をもとに坂本龍馬が起草した「新政府綱領八策」。
NHKの『龍馬伝』最終回で、「○○○」には誰の名が入るのか、と大騒ぎになっていたあの文書だ。
実物を見ることができて、感激。

↓「国会議員双六」なんていうのもあって、面白かった。

【東京・千代田区】 政党政治への道 -議会開幕から本格的政党内閣誕生へ- 特別展 (憲政記念館)

2010年12月11日 21時00分00秒 | 美術館・博物館・記念館・資料館
11月20日(土)


10日(金)まで開かれていた展覧会。
毎年1度、特別展が開かれるが、充実した展示内容にいつも満足して帰る。
こんなに貴重な資料を目にすることができるのに、無料でいいのかな、といつも思う。
そればかりではなく、このような冊子もいただいた。


展示場への階段をのぼり、最初の部屋では、「議会開幕から本格的政党内閣誕生へ」向けての動きを映像で知ることができる。
それぞれの展示物に付された解説も丁寧。


【東京・港区】 特別展「江戸図の世界」 (港区立郷土資料館)

2010年11月28日 21時00分00秒 | 美術館・博物館・記念館・資料館
10月23日(土)


港区立郷土資料館で、「江戸図の世界」を観る。
展覧会は今日(11月28日)まで。


尾張屋板切絵図 増補改正芝口南西久保愛宕下之図


尾張屋板切絵図 白金絵図


新添江戸之図

知っている場所が昔どんな所だったのか、探してみるのは楽しい。
港区内のそれぞれの場所について、現在に至るまでの変遷が分かるような地図の大きな冊子も置いてあった。
ひとつの区域に関して、ある一定の期間ごとの地図が数頁に渡って並んでいるものであるが、これは本当に面白かった。

【東京・港区】 日光道中 -江戸の旅・近代の旅 - (旧新橋停車場 鉄道歴史展示室)

2010年11月22日 21時00分00秒 | 美術館・博物館・記念館・資料館
11月20日(土)


第24回企画展の「日光道中 -江戸の旅・近代の旅-」に行ってきた。
展覧会は11月21日で終了している。


日光道中細見図


日光駅(明治時代)


日光駅(大正時代)

江戸時代の日光参詣の様子から、鉄道が通り、観光地として日光を訪れるようになってからの状況が分かる図、写真、模型が展示されていた。
この冬、時間があったら日光街道を歩いてみようか、と思っている。

【東京・中央区】 東京にあった外国人居留地~明石町遺跡の発掘調査より~ (中央区立郷土天文館)

2010年11月21日 21時00分00秒 | 美術館・博物館・記念館・資料館
11月20日(土)


築地外国人居留地は、明治元年11月19日(1869年1月1日)の東京開市宣言によって開かれ(実際の貸し出しは明治3年より)、明治32年に廃止されるまで続いたそうだ。
外国人居留地であったことは、周辺にある史蹟跡の案内板からも分かる。
中央区立郷土天文館(タイムドーム明石)へは自転車で行ったのだが、途中、道に迷っている間に、「ヘンリー・フォールズ住居の跡」「アメリカ公使館跡」などを見つけた。


「東京築地ホテル館之図」(歌川国輝 1869年)


外国人居留地初期の遺物

常設展のほうも、銀座、月島、佃島の移り変わりや、長谷川時雨のことがまとめられていて、楽しめた。