大倉草紙

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【京都】 三尾② (西明寺)

2008年07月11日 08時12分26秒 | 旅 - 京都府
6月15日(日)
本日の行程:(JR京都駅)…(JRバス・京都~山城高雄) → 【神護寺】【西明寺】【高山寺】 → (JRバス・栂ノ尾~四条大宮)…(自転車) → 【六波羅蜜寺】【知恩院】【南禅寺】 → 【金地院】【幕末維新ミュージアム「霊山歴史館」】【京都霊山護國神社】


槇尾山・西明寺までは、川沿いの道を歩く。
西明寺は、天長年間(824~834年)に、弘法大師の高弟智泉大徳が神護寺の別院として創建したといわれている。


  
   西明寺までの道の右手            指月橋

片側が切り通しの道が続く。
左手には、川が流れている。
神護寺を出て15分ほどで、朱塗りの指月橋が見えてくる。


  
     指月橋のたもと               表門

指月橋のたもとには、「栂尾山聖天堂」と彫った石標がある。
橋のまわりのもみじの緑が美しい。
紅葉の季節に訪れる人が多いというが、これだけのもみじが紅く染まったら、見事な眺めであろう。
表門は、元禄13年(1700)に造られたもの。


   
                   本堂

本堂は、徳川綱吉の生母である桂昌院が、元禄13年(1700)に寄進したものとされる。
本尊釈迦如来像(重要文化財)のほか、千手観世音菩薩像(重要文化財)、愛染明王像を祀っている。


   
                  聖天堂

  
        鐘楼              自性上人手植えの槇

本堂前に植えられえている槇の木は、自性上人が植えた槇として伝わる。
樹齢700年。
自性上人は、一時期荒廃していた西明寺を建治年間(1275~78)に中興した人物。


          
               西明寺の御朱印