大倉草紙

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【東京】 新春戦国鍋祭 ~あんまり近づきすぎると斬られちゃうよ~ (サンシャイン劇場)

2011年01月25日 21時00分00秒 | 観劇・舞台
1月7日(金)


「戦国鍋TV」は、テレビ神奈川で毎週火曜日の晩に放送されている(千葉テレビ、テレビ埼玉、サンテレビなどでも放送されているそうだ)。
「なんとなく歴史が学べる映像」というサブタイトル通り、なんとなく、だけどある意味深~く歴史が学べるバラエティー番組だ。
夫が偶然見つけ、以来、わが家では毎週見るようになった。
熱中するあまり、とうとう新年から舞台を観に行ってしまった。

公演は2部構成。
1部は、『殿!お時間です』と題した物語が演じられる。
えらく上手なおじさんがいるなあ~、と思ったら、大和田獏さんだった。
出演しているとは知らなかったので、びっくり。


2部は、「戦国鍋TV」でもおなじみの『ミュージックトゥナイト!』で、出演者は日替わり。
観に行った日には、天正遣欧少年使節、浅井三姉妹、堺衆が出てきた。
たまにはこういう楽しみ方もいいなあ。

【神奈川】 ギフト☆矢野ワンマンライブ2010 ~ボク、わかめそば。~

2010年12月13日 21時00分00秒 | 観劇・舞台
11月30日(火)


こういうのは初めて行ったのだけれど、
しかもひとりで行ったのだけれど、
想像以上に楽しいひとときだった。


観に行けない夫が、ぜひ行ってきて、とチケットを購入してくれた。
「saku saku」では、チケットが売れてなーい!と言っていたが、夫がチケットを購入した時点(2週間位前だったと思う)では、残りあとわずかだったという。
当日は満席。
立ち見が出るほどだった。

ライブ後、出口付近でひとりひとり握手しているギフト☆矢野。
もちろん私もその列に並んだ。
思っていたより小柄な方だった。

また次も行ってみたいな。


【東京】 国立劇場10月歌舞伎公演 「天保遊俠録」「将軍江戸を去る」

2010年11月02日 21時00分00秒 | 観劇・舞台
10月10日(日)



国立劇場10月歌舞伎公演は、真山青果の幕末物だった。
公演は10月27日に終了している。

思いつきで前日にチケットを購入。
劇場内は、眠っているひとが結構いたけれど(私の周りだけかも)、公演は面白いものだった。
たまにはこういう休日もいい。

【京都】 都をどり

2009年04月18日 20時37分25秒 | 観劇・舞台
本日の行程:(阪急・河原町駅) → (祇園甲部歌舞練場〔「都をどり」当日券購入〕) → 【蓮光寺】【河井寛次郎記念館】【都をどり(祇園甲部歌舞練場)】 → (京阪・祇園四条駅~天満橋駅) → 【大川さくらクルーズ】


一度は観てみたかった「都をどり」。


会場である祇園甲部歌舞練場。


当日券を購入するために、朝9時40分頃に到着。
祇園を舞台としたNHKの連続テレビ小説が放映されていた影響もあって、今年は例年以上の人気で、すぐに鑑賞券が完売してしまうと京都新聞のサイトで読んだ。
今日は土曜日だからさぞかし混雑していることだろうと思っていたが、それほどでもなく、すんなり鑑賞券を購入できた。


開演前の会場内。
公演時間は約1時間。
舞台の上で繰り広げられる四季の移り変わりを楽しんだ。
衣装はすべて、毎年新調されるのだという。
衣装の美しさと踊りの美しさにうっとり。


今日の歩数:18,088歩

【大阪】 11月文楽公演 (国立文楽劇場)

2008年11月16日 20時15分28秒 | 観劇・舞台
   

国立文楽劇場へ足を運ぶのは初めて。
劇場内は思ったより狭かった。
そりゃそうだ、広かったら人形が見えない。


          

午前11時からの公演を観る。
双蝶々曲輪日記
  難波裏喧嘩の段
  八幡里引窓の段
八陣守護城
  浪花入江の段
  主計之介早討の段
  正清本城の段

イヤホンガイドを耳に字幕を見ながら、太夫と三味線、舞台をキョロキョロ。
「双蝶々曲輪日記」のほうが面白く思えた。
『八幡里引窓の段』の大夫は、重要無形文化財(人間国宝)の竹本住大夫氏。
テレビで見たあの方だ、と軽薄にも心は浮かれてしまった。
「八陣守護城」のほうは、舞台装置が派手で、楽しめた。
正清の表情が変化するさまも面白い。
文楽を舞台で観るのは、いつだったかどこかの体育館で観たのを除けば初めてで、何もかもが新鮮に感じる。

お昼は、文楽茶寮の「芝居弁当」。
ちょっとずつ、いろいろなものが入っている。


          

「八陣守護城」の主人公・正清は、加藤清正のことだという。
それで、劇場1階の資料展示室では、加藤清正の関連資料が展示されていた。


   

これは手ぬぐい。
かわいらしかったので、迷わず購入。

【奈良】 興福寺薪御能

2008年05月12日 23時40分37秒 | 観劇・舞台
          

       

薪能が最初に催されたのは平安時代、場所は興福寺だという。
興福寺の薪能は「薪御能」と呼ばれるそうだ。
 
薪御能は毎年5月11日~12日に春日大社と興福寺にて催される。
私が観たのは、12日の午後5時30分から始まる南大門の儀。
立見の無料席と3000円の協賛席とがあり、協賛席のチケットは当日でも購入することができるようだが、席はすべて自由席なので早めに行って様子をみる。
午後3時半頃に興福寺に到着する。
すでに20~30人ほど並んでいる。
本でも読みながら2時間待ってもいいと思ったが、せっかく奈良まで来たのだからと、チケットだけ購入して、近くの元興寺へ向かう。
元興寺については後日記す。

4時半の開場時刻にあわせて興福寺へ戻る。
北側から入り、舞台正面の桟敷席に座るが、長時間座のはキツイだろうと思い、西側の椅子席へと移動する。

演目は、宝生流能「東北」、大藏流狂言「太刀奪」、観世流能「鉄輪」。
演能の前には、「舞台あらため」と「外僉議」がある。
平安時代の舞台は野外の芝生だったため、芝生に置いた紙の上を高下駄で踏み、芝生の湿り具合をみて、上演の有無を決めていたという。
その儀式が「舞台あらため」で、その結果を伝えるのが外僉議文である。
これは興福寺の薪御能だけでしか見ることができない儀式というので、ありがたい気持ちで見入った。

「東北」が終わると、火が入れられた。
次第に日も暮れていき、なんともいえない幽玄の美。
一年前は、こうして奈良で能を観ることができるとは想像もできなかったと不思議な気持ちになる。

       

上演中は写真撮影は禁じられているので、終わったあとの舞台を撮ってみた。