ねがいのいえ理事長 藤本真二のブログ

障害を持つ方たちに寄り添い支援する日々の中で感じたこと、そのほか伝えたい話題などを、思いのまま日記風に綴ります。

結果を見てもらうだけ

2012-10-17 22:55:06 | Weblog
 時給アップの効果か、求人への応募が少しづつ集まってきて、ちょっとだけ余裕が出てきた。しかし小さなささくれのようなもめごとが毎日起き。やはりこんなことは今までにないことだった。星の動きが数年に一度の凶角なのでは。ずっとてんびん座に居座った土星が出て行って、ようやく運が好転すると書いてあったばかりだが。

 話し合えばたいてい分かり合える、分かり合えなくても違うことがわかれば許容しあえる。が、先日の話し合いは結局のところ理解しあえず。同じ考えの人を信頼し、違う考えの人は認められられない、という構図だった。認められたい、ほめられたい、という想いを持たない自分は。多くの人の意見より自分ひとりの意見のほうが正しいはず、という経験をたくさんしてきたので、自分の考えを揺るがずに貫くだけ。評価は結果を見てもらうだけ。

 「相棒」はやはり大仰な舞台芝居のような演出、今期はこれでいくのか。しかし大詰めのラストシーンは、登場人物を集めて謎解きを展開する正しい古典ミステリーの形式。さらに罠をしかけて犯人を炙り出すひねりの手法もみごと。終わってみればスタイリッシュな爽快感。
 
 ただただおいしいものを食べるだけの深夜のグルメドラマが、すごい面白さでやみつき。

健康食の時代

2012-10-16 22:41:57 | Weblog
 今日のガイアは。新規事業への意欲を激しく揺さぶられる素晴らしい内容。5年前出会った高齢者への宅配弁当、ひらめきを感じて手掛けることを決めたときには、まだ参入者の少ない先駆的事業だった。しかしこれからは、単なる宅配弁当では時代に取り残されるのかも。低カロリー弁当の仕組みを作った若き社長、天才に間違いない。しかも謙虚そう。

 障害のある人が店番に立てる仕事をたくさん作っていきたい、カフェもやりたい、レストランもやりたい、と思っているが、糖質制限レストランは特に素晴らしい。自分も毎日食べたい。自分で作ったお店のものを毎日食べるなんて、素敵な夢だ。

 手頃な物件を探していたがずっと見つからない現場責任者に替わって、空き時間にふらっと歩いて、またもや信じられないほどの優良物件を掘り出してきた。もはや自分の不動産運がただものではないことを認めざるを得ない。

互いに不幸

2012-10-15 22:39:49 | Weblog
 読みたい本がたくさんあるのに、夜まで仕事に追われなかなか読めないので。長年の不眠症かつ寝起き最悪体質が変わり、最近は朝が起きれるようになったので、毎朝1時間早く起きて1冊読むことに決めました。朝が楽しみ。

 維新の会、いつの間にか国民の熱は冷めた様子。しかしひとりの人気で持ってる肝心の人物が市長のまま出てこないのでは、国民も冷静、のってこないのは当たり前か。

 障害が重度だからとか、対応が難しいからという理由で利用を断ったりはしないが、家族との考え方が合わない場合は難しい。そこは、利用者が選択できる時代になったのだから、他の施設、他の事業所と比べてみて、どこがいいか、どの事業所が自分たちの考え方に合っているか、選んでもらって全然かまわない、と思っているが。

 実際は、難しい人は断る、24時間はやらない、通所だけ、ヘルパーだけ、ケアホームは全くやる気ない。そんな事業所と比較されても、比較にならず、実態はみなさんにとって選択の余地はなく。

しかしそれでもあえて言いたい。たとえ他に行くところがなかったとしても、ここしかないから仕方ない、という気持ちなら、やはり契約しない方がいい。それは互いに不幸であると言いたい。他にないのはうちのせいではないのに、他のやり方を求められても困る。信頼する団体があるなら、そこにホームやショートを根気強く求めて行ったらどうか?

なぜそこまで尽くせるのか

2012-10-12 01:12:26 | Weblog
ようやく変更届も提出できて、やっと他の案件に着手。やることは山積みなので明日から。

その前に今日は、一日労務管理の研修に出たあと戻らずに、WIFIとポータブルパソコンを使ってカフェで仕事。ノマド族になれたみたい。

そしてナイトショーで3回目のアベンジャーズへ。観終わったら、もう一回見たくなった。ウルトラマンと仮面ライダーをリアルタイムで観た世代。戦争は嫌いだけど、実はヒーローは大好き。なぜそこまで他人のために尽くすのか、その魂に泣ける。ストレートに表現するキャプテンも好きだし、そんなんじゃないと言いながら献身的なアイアンマンも好き。自分と同じタイプはソーだと思った。

以前コーチングの先生から聞いた、「考え事をしながら観ると、映画が答えをくれる」と言っていた言葉が心に響く。

なぜそこまで尽くせるのか?高い精神性を感じさせる素晴らしいみなさん。地域には、城野さん、上村さん、垣花さん、けやきの渡邊さん。全国には、国本さん、清水さん、梶原さん、日浦さん。

目下の楽しみは、11月17日、キタフクオカソネゴローのそろい踏み。みんな行きましょう。

心地いい味わい

2012-10-10 22:30:59 | Weblog
 「相棒」新シリーズは、劇場芝居のようなキャラ立ち、鷹揚な脚本、今期はこんなのりなのかと思わせたが。後半は一転、ミステリー色が濃くなり「相棒」らしさを発揮したかのようでもあった。が、視聴者とフェアな知恵比べを展開できる一流のミステリーにはなりえず。銃声のくだり、証拠のない状況での自白を引き出すくだりなど、流れの中で新証拠を報告しながらストーリーが進むだけの科捜研ものと同レベルか。

 しかし後半はアガサ・クリスティーの劇場型ミステリーっぽさも感じさせて、心地いい味わいだった。

 過去の相棒もいい役だったので、なぜ変える必要があるのだろうと思うが、製作陣は、出会いからとんがった関係が信頼関係に変わってゆくプロセスを描きたいのだろうか?信頼しきった相棒関係でOKなので、コロコロ変えずに長くやって欲しいが。

 締切に間に合うように変更届を持って行ったのに、制度を勘違いして大失敗。今夜は修正に追われる覚悟。3ヶ月に一回出すはずのニュースも5ヶ月空いてしまい。今週中に書き上げて来週には出したいところ。

疲れを癒して

2012-10-09 23:17:28 | Weblog
 業務以外のことで考えることが多々あり。ふだん使わない頭を使ったせいか、このところ異常に眠く。3連休ほとんど仕事進まず、うとうと過ごしてしまいました。ちょっと疲れが出たよう。変更届の締切が明日なので、それはどうしても間に合わせなければならない・・・予測できない無責任離職が続出で、人員配置に大幅な変更が発生したため・・・責任を果たして正しく退職した人は気にしないでください。

 他にもまだ未解決問題がいくつかあり、なかなか本来の発展のための行動にとりかかれないのですが。

 ステップアップ研修、申込みお待ちしてます。基礎研修を受けたかた、大勢来てください。東田さんの講演会も決まりました。詳細は近日発表。

 疲れを癒してじょじょにテンションを上げていきましょう。

 1週間で3本も映画を観たのは人生初の新記録。「天地明察」は、うーん、なんだか・・・「鍵泥棒のメソッド」は、香川照之さすが、「アベンジャーズ」は2回目だったけど、さらにもう一回観たい・・・

人生を彩る想い出

2012-10-07 02:47:09 | Weblog
 ipadをカラオケに持ち込んで、親友たちと先日出かけた旅行の想い出写真を眺めながら、旅先で聴いた想い出の歌を熱唱。人生を彩る想い出の数々が、自分の心を支え人生を支えていると感じる。

 芸達者なおじさんたちの集まり。ハイセンスな遊び、会話に、ハイレベルな笑いで満ちていた日々。一般の大人ってきっとこれほど笑ってないだろう、とまたも自己満足な会話で盛り上がる。
 

 障害のある人は。人生を彩り現在を支える想い出が、圧倒的に少ないことを想わずにいられない。ケアホームで引き受けて一生を背負う利用者のかたたちに、豊かな余暇活動を企画するのはもちろんのことだが、人生を支える想い出を創るための活動は絶対必要なはず。

 われわれに課せられた課題は多い。

追われる毎日

2012-10-06 18:22:56 | Weblog
 生活保護の不正受給が大ニュースになったことで、本当に困っている人がますます苦しめられるのではないかと懸念した今朝の新聞に。

 厚労省に復帰した村木厚子さんが「生活保護改革に着手」の記事。伴走型支援を組み立てるというコメント。さすがの発想力。拘束されたその時から、この人が悪いことをするはずがないと宣言し支援し続けた全国ネットのリーダーたちの言葉通り、実際のご本人を見たら、心を大切にする優秀な官僚だった。期待大。

 事業が増えると人員の回し方が複雑でややこしく。不正にならないように配置を考えつつ、さらに次の展開も考えながら。今週は考えて終わった。

 中国と沖縄の問題も気になりながら。東北の商品を買おうという意欲が低下してきたというニュースも気になりながら。目の前の事業に追われて世間の役に立てない毎日。

 

地域の宝

2012-10-05 00:27:48 | Weblog
一時期の異常な忙しさは落ち着き、ようやく考える時間が持てるようになり。今日は次の戦略を考えて一日が終わりました。

なかなか思うように盛り上がってこないこの地域。自立支援法は運用した者勝ちという原理にやっと気づいて、新規事業をスタートさせる事業者が増えてきた。とは言え、6年遅れた。全国のトップレベルからは大きく遅れている。そのことさえわかっている人はごく少数。

しかし、全国の先駆者を見歩いた自分は、マスコミにも登場する、注目を集めている団体が、それほど大したことがない事例も見てきた。ねがいのいえが本当に難しいケースを支えてきた実績とノウハウはどこよりも高いレベルだと確信できるが、昨日のネットワークで聞いたエピソードは、さらにすごい実践。

雲仙でも愛知でも、おそらく及ばないであろうハイレベルな事業者がこのさいたま市にいることは、誇りであり、希望である。

たんぽぽの上村さん、彩星学舎の垣花さん、この地域の宝です。

本当の仲間を探そう

2012-10-04 00:37:07 | Weblog
久しぶりに開いたネットワーク定例会は、参加者は少なかったけど、ひとりひとりの意見が稠密で、刺激的、そして感動的だった。きれいな言葉をなぞる形式的な会ではない、壮絶な困難ケースを支える情熱に圧倒されるエピソードをお聞きして。うちはもっと頑張らないといけないかも、とさえ思った。

これがネットワークの力。そして。

また一軒一軒訪ね歩いて、本当に支援してくれる仲間を探しましょう、と呼びかけました。