ねがいのいえ理事長 藤本真二のブログ

障害を持つ方たちに寄り添い支援する日々の中で感じたこと、そのほか伝えたい話題などを、思いのまま日記風に綴ります。

ごちゃ混ぜ福祉

2017-08-26 22:56:54 | Weblog
子どもの自殺が一番多いのが夏休み明けと、北村さんから聞いてはいたが。この時期に全ての生徒に葉書を送っているという自治体の取り組みを見て、障害者も不登校も高齢者も様々な人が集まるごちゃ混ぜ福祉を通じて、福祉団体が貢献できることはないだろうかと考えていたところ。

NHKの再放送で見たタイムリーな特集「ひとのま」。誰でも自由に来ていい場所。学校に行けなくなった子、会社に出勤できなくなった人、生活に困って米と食材だけもらいに来る人もOK。

発達障害と認められた途端、みんなが優しくなった。しかし同時に、何も求められなくなった。前の方が良かった、という訴えが深く考えさられた。

主催者の宮田さんが、「自分で考えて乗り越えるそばにはいたいが、宮田さんのおかげと言われるのはまっぴらだ」と語った言葉に、深く共感。この人に会いたい、と思った。

急に3つのプロジェクトが回り出し、来年度からの展開を考えて始めたところに、大きなヒントを得た夜。耳の奥では、歌い放題に行った一昨日に歌った歌が回り続けながら。