ねがいのいえ理事長 藤本真二のブログ

障害を持つ方たちに寄り添い支援する日々の中で感じたこと、そのほか伝えたい話題などを、思いのまま日記風に綴ります。

ジャーナリストのおかげ

2017-08-13 22:20:48 | Weblog
いつも心が暗かった20代から30代の頃。戦争の歴史を学びたくていつも情報収集していた。しだいに心が明るく幸せになるにつれて、戦争の歴史を学ぶのが苦しくなり、昨今はTⅤでもそんな番組を避けるようになっていた。

チャンネルを回してたら目に入った池上彰の番組に釘付けになったのは、逆に、そういう番組を見ても、暗かった心の時代に引き戻される不安がなくなった成長の証しかもしれない。

昔は学びの源は本や新聞など、活字が中心だった。今は映像が充実している時代。多くの人が学ぶのにいい時代になった。そして、朝は松本人志と馬鹿話で大笑いしていたタレントが、夜は池上彰の話に涙するのも、一般ピープルに大きな影響を与え、この国の成長を感じる。

困っている人を現場で支えるために奮闘するのは私たち事業者。しかしその私たちに社会課題を教えてくれたのは、ジャーナリストの人たち。彼らがいたから、私たちは心を奮い立たせ、現場で出会った人たちに寄り添うことができた。

大熊夫妻、池上彰氏、そして、盟友の北村年子さん。

感謝に絶えない。