ねがいのいえ理事長 藤本真二のブログ

障害を持つ方たちに寄り添い支援する日々の中で感じたこと、そのほか伝えたい話題などを、思いのまま日記風に綴ります。

人間力

2010-02-23 23:44:05 | Weblog
 今日のガイア。あまり興味のない学習塾産業だったけど、着想にヒントが得られるものがあればと見てみました。すごい大金を投資して、小学校から受験勉強して、合格したら感動かもしれないけど、やはりこんなのは楽しくないと感じました。受験で人生が決まるからと小学生が言うのも怖い。この不況の時代、学歴社会はすでに崩壊してるし、学歴が高くても低くても、関係なく成功する人しない人いるし。子どものときには子どもらしく、思春期には思春期らしく、遊びと学びをバランスよく吸収して育つのが一番正しい人間力が育つのではないだろうか。

 中学生のとき、ある日急に勉強が面白くなった。当時塾といえば英語と数学しかなかったから、理科や社会はまったく自力で勉強した。勉強はやり方のうまい人が勝つのだと思った。もちろんもともとの天才にはかなわないけど。一年前フォトリーディングを学んで大量に本を読むようになってからかなり思考が発達した気がするけど、同級生で一番頭の良かった小野君は中学生の時から1時間に1冊本を読んでいた。教わらなくても元からそんなことができる人間がいるのは仕方ないし、そんな人たちにかなわなくても別にかまわない。それぞれの人生だから。

 すごい頭脳があったって、大人になってから何をするのかが人間力。12チャンネルの経済ニュースでは、精密機械の技術で介護の道具を研究している小さな町工場を紹介していました。素晴らしい。

 大分の、お金をかけずに地域全体で学力をあげる取り組みがよかった。学力に限らず、いろんな部分でこんな取り組みが生まれたら、日本も素敵な国になれそうだ。
コメント
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