大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2022年11月19日 活動報告 ハスの冬支度

2022-11-20 15:45:39 | 日記
お知らせ
「大賀ハスのふるさとの会」が『千葉市まちづくり応援寄附金(愛称まち寄附)』に登録されました。大賀ハスを守り、その普及活動を応援してくださる皆さま、どうぞこの「まち寄附」をご検討くださいませ。

今日は気温13℃の乾燥した小春日和のなかでの活動となりました。ハス品種見本園では、水中の藻や枯葉などを取り除く作業を行い、大賀歌子さんの花壇をつくり、下草を刈り、周辺の林の枯れ枝や落ち葉を集めました。

水中の枯れ葉をそのままにしておくと、腐って水質の低下につながるので、ていねいに掻き出します。人出と手間のかかる作業です。

今日はボランティア参加者が多く、おかげさまでハス品種見本園のA,B,C列はこんなにきれいになりました!

しかし、とても広い見本園。奥の蓮のマスの整備は次回に持ち越されました。こちらではまだ枯れた葉や葉柄が水面から出たままの状態です。


東屋の前にある大賀一郎博士の妻・大賀歌子さんのコーナーには、花壇をつくってストック、ハボタン、パンジーを植えて華やかにしました。今年の観蓮会では、来場者に好評だっこの歌子さんのコーナーです。

世で名を馳せる人の影には、歌子さんのように芯の強い縁の下の力持ちのパートナーがいるのですね! 歌子さんの功績を記念した花壇には、春になればスミレも植える予定です。

東屋の裏では、今年もカリンの木が多くの実をつけました。最後の2つの実がいまにも落ちそうです。
落ちたカリンの実を根本にあつめてみました。ほのかに酸っぱい、さわやかな香りがします。


ロータリーの中心に立つ桜の木のまわりの下草を刈りました。暦の上では冬でも、千葉のあたたかい日差しのもとで草たちはまだしっかり生えてきます。

数回に分けて処理していた大きな倒木は、やっと作業が終了しました。チェーンソーでちょうど人が腰を下ろせるサイズに裁断しました。

年輪を数えてみると80以上あったので、約80年もの間、この山を見守ってきた大木だったと言えるでしょう。倒れてしまって残念ですが、ハスを見に訪れた人が一息つける腰掛けになればと思っています。

正門のイチョウの紅葉は今が見頃です! 黄色い絨毯をブロワーで掃除しました。

ロータリーには2年前に植えた皇帝ダリアが咲き誇っています。とにかく背が高いです。

道路側に倒れ込んでくるので、敷地内の竹を使って背後のシュロの木を支えに、起き上がらせました。

これから蓮たちは、蓮根の状態でしばらく休眠状態に入ります。来年の春に向けてしっかりとエネルギーを蓄えられますように。

今日の活動報告は以上です。

(担当: れい)



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1 コメント

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Unknown (mmk)
2022-11-21 16:51:21
ボランティア活動参加者が多くても、なかなかハスの枯れ葉ハスの取りきれないですね。次回に持ち越し❗頑張りましょう‼️

毎年ながら、入口からの銀杏並木が綺麗に色づきましたね☀️
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