今日の活動の一番のニュースは、昨年の春に植えた普蘭店蓮が咲いたことでした。普蘭店蓮とは、2016年10月に、見本園を訪れた中国の大連市普蘭店区古蓮研究所の訪問団から寄贈された貴重な中国の古代蓮です。
普蘭店蓮は、昨年の夏に咲かなかったので、日本の土が合わないのかと心配しました。でも、今年はこんな美しい花が! 花托が黄色い2日目の花です。
花托が緑色に変化している左の花は、普蘭店蓮の開花3日目です。葉が大きく立派だと、花も見事です。
見本園の他の蓮たちもご紹介します。黄蓮と錦蘂蓮を掛け合わせた品種です。
上の蓮の片親である錦蘂蓮(きんずいれん)です。
暁色雲開です。
巨椋の瑞光です。
艶陽天です。中国品種で、最も濃い紅色の蓮。花期が長く、花つきも良いです。
ミセススローカム(英語表記:Mrs. Perry D. Slocum)です。八重咲の大型種。アメリカ黄蓮種と紅色八重種であるローズ・プレナの交配種です。アメリカの人気品種です。
ミセススローカムは、つぼみも可愛らしいですね。色が変化していきます。
バージニアです。アメリカ黄蓮のなかでは、黄色味が強いほうです。花弁が細長く、先が丸いという特徴があります。
去年は咲かなかったバージニアですが、今年はまだ蕾があります! アメリカの蓮は、アジアの蓮より葉が丸いのが分かります。
一点紅です。
チェンマイです。白い花弁が透けるほど薄く、吸い込まれそうな魅力があります。
知里の曙。この旧東京大学緑地植物実験所でつくられた品種です。2000年に即非蓮とバージニア蓮の交配により誕生しました。花が葉よりはるかに高い位置で咲くので、見本園でも背が高く目立つ蓮です!
紅単です。
白単です。
翠薇夕照です。
まだまだ続きます!
(担当: れい)
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