大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2020年7月19日 蓮の見本園の一般開放 4日目の報告①

2020-07-20 13:17:29 | 日記
7月19日の午前7時、気温23度、雨時々曇りの中で蓮の見本園の一般開放2020が始まりました。今日は4日目です。
受付のテーブルには、今朝の見本園で咲いていた淀姫の一輪挿しを置きました。数に限りがありますが、喜上眉梢(きじょうびしょう)という小型の蓮の販売を行っています。
開園と同時に訪れた来場者たちは、時おり強くなる雨をしのぎながら滴したたる蓮たちを眺めていました。一般開放4日目の見本園で咲く蓮のごく一部をご紹介します! 下の写真は、巨椋池大黒です。

同じ巨椋系の巨椋池大島です。
つづいて妖艶な一点紅です。
曇りの日は、瑞光蓮がよけいに儚げに見えます。花弁の先端がピンク色です。
巨椋系の品種、東観世です。

雨にうたれた蜀紅蓮。紅色がとても濃い品種です。

ちょうど東屋で「ハス守りさん養成講座」が行われていました。ハス守りさんとは、大賀蓮に関する知識や栽培方法を習得し、大賀蓮の名所や栽培地における学習・栽培・ガイド・イベント等のボランティアとして活躍する人材です。

今日のハス守りさんたちの講師は、大賀ハスのふるさとの会の顧問でもある南定雄先生でした! 南先生の楽しいお話には、居合わせた来場者も思わず耳を傾けていました。

下の写真は、ミセス・スローカムです。アジアの紅蓮とアメリカの黄蓮を掛け合わせてできた華やかな品種です。
次は、桃白条のつぼみです。ぷっくりとしていて、名のごとく甘い桃のようですね。
廬山白蓮です。輝いていました。
散った誠蓮です。雨に打たれて一気に花弁が落ちていました。お盆の蓮の花はほとんどこの品種を使っています。
同じ誠蓮の背の高いつぼみです。
下の写真は、大賀蓮のつぼみです。咲くのが楽しみです!
見本園には、千葉県の天然記念物に指定された大賀蓮があります。ここの大賀蓮がいま全国、全世界で栽培されている大賀蓮の元になります。


見本園の一般開放4日目の報告がつづきます。

(担当: れい)
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