メキシコ北部とアメリカ合衆国南西部ニューメキシコ州やアリゾナ州に住むプエブロ・インディアンには、死を言祝ぐ歌があるということです。アメリカのニューメキシコ州サンタフェ近郊に住む作家で写真家のナンシーウッドさんが長老達から聞き書きした本の中に以下のような詩が紹介されています。
今日は死ぬのにもってこいの日だ。
生きているものすべてが、わたしと呼吸を合わせている。
すべての声が、わたしの中で合唱している。
すべての美が、わたしの中で休もうとしてやって来た。
あらゆる悪い考えは、わたしから立ち去っていった。
今日は死ぬのにもってこいの日だ。
わたしの土地は、わたしを静かに取り巻いている。
わたしの畑は、もう耕されることはない。
わたしの家は、笑い声に満ちている。
子どもたちは、うちに帰ってきた。
そう、今日は死ぬのにもってこいの日だ。
(ナンシー・ウッド著「今日は死ぬにはもってこいの日だ」金関寿夫訳)
死をこのように迎えられる心境になりたいものです。
今日は死ぬのにもってこいの日だ。
生きているものすべてが、わたしと呼吸を合わせている。
すべての声が、わたしの中で合唱している。
すべての美が、わたしの中で休もうとしてやって来た。
あらゆる悪い考えは、わたしから立ち去っていった。
今日は死ぬのにもってこいの日だ。
わたしの土地は、わたしを静かに取り巻いている。
わたしの畑は、もう耕されることはない。
わたしの家は、笑い声に満ちている。
子どもたちは、うちに帰ってきた。
そう、今日は死ぬのにもってこいの日だ。
(ナンシー・ウッド著「今日は死ぬにはもってこいの日だ」金関寿夫訳)
死をこのように迎えられる心境になりたいものです。