国際学どうでしょう

私が気にしている情報のメモ

主席は星巴克がお好き

2006-04-21 00:01:58 | 雑談
星巴克?星飛遊馬の子どもですか?伴宙太の指導のもとで、野球ではなく、柔道の巴投げで世界を制覇するんですか?などと意味不明なことを書くのはやめよう。星巴克は、コーヒーチェーンのスターバックスの中国語訳。Starを意味に基づき「星」として、bucksを「巴克」と音訳したようである。

胡錦涛国家主席は、4月18日に行われたビル・ゲイツ邸での晩餐で、「主席でなければスタバに通ったのに」と言ったとか。中国人にコーヒーを飲ませ、主席にお世辞でもこんなことを言わせるのは、スターバックスもすごいと感心した。
(http://www.asahi.com/international/update/0419/013.html)

ビル・ゲイツ邸では晩餐会が行われた。だが、ホワイトハウスでは公式晩餐会は行われないそうだ。中国側は「国賓待遇」にこだわるが、アメリカ側は必ずしもそう受け取らないらしい。ホワイトハウスでは、「国賓待遇」において、外交儀礼上必要とされる公式晩餐会ではなく、ランチが催されるとのこと。

ところで、ホワイトハウスでの、歓迎式典には、チャンツィイーも出る予定だ。ブッシュ大統領と話す機会があれば、「中国映画を見ましたか?」と尋ねるらしい。ブッシュ大統領は「さゆりは見たよ。素晴らしかった」とボケを一発かますかな?

以下は蛇足

『さゆり』は、チャンツィイー主演のハリウッド映画。チャンツイイーが、芸者に扮した。中国では、なぜか公式には上映されなかったと聞いた。私としてはこの映画に共演したチャンツィイーとコンリーの確執に関心あるんだが、誰か教えてくれないかな。
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胡氏と趙氏

2006-04-20 00:05:39 | 時事問題
中国の指導者の訪米の(言葉は非常に悪いんですが)「手みやげ」として、米国が関心を持つ人権問題で中国の獄中にとどめられている人物が、何らかの理由で釈放されるということがよくありました。しかし胡錦涛主席訪米にもかかわらず、以前ここでも言及をしたことがある趙岩氏は、まだよくわからない状態におかれたままです。

趙氏の案件で何が問題になっているのかは、外部の人間にはかりません。釈放されなかったということは、中国の政治のあり方が変わったのか。(アメリカなどの圧力に屈することに対する抵抗が強いのでしょうか?)胡錦涛国家主席の影響力がそれほどのものではないのかという憶測を呼びます。それはともかく、中国に対して、「基本的人権に関して暗黒時代」であると、厳しく非難するニューヨークタイムズの社説の大意を訳してみました。

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ニューヨークタイムズ社説
胡氏と趙氏
2006年4月18日

胡錦涛国家主席が、今週最初の公式訪問でワシントンに到着するにあたり、中国が21世紀において、どんな世界的経済大国になるのか大いに騒がれている。それが誇張かどうかは議論の分かれるところだ。しかし一つだけ誇張ではないことがある。自由や正義という基本的人権に関しては、中国は暗黒時代にあるということだ。その証拠を探そうとするものは、趙岩氏の事例を見れば良い。

19ヶ月にわたり、中国は、ニューヨークタイムズの調査員趙氏を獄中にとどめている。大半の期間、中国当局は、起訴をすることさえなかった。2004年9月に彼をレストランから引っ張りだした後、彼を途端の苦しみの状態に置いただけである。ついに、昨年12月、趙氏は、タイムズに国家機密を漏らしたことで正式に起訴された。

外人に国家機密を提供したという告発は、党指導者が、静かにさせておきたいことが報道によって表面化した後に使う、どうとでもとれるものである。この場合、タイムズの記事は、中国の指導者、江沢民が最後の公的ポストから引退することを予言したのであった。当局はまた、タイムズにおける趙氏の仕事とは関連のない、2001年からの奇妙な詐欺の起訴を付け加えた。検察は、彼が中国の新聞に記事を書くと申し出て、お金をとったと主張をしたのだ。この主張は、趙氏の弁護士により否認され、証人も否定した。

ねじれは続いている。中国当局は、この事案の状態を明らかにすることを拒み、弁護側からの電話すら受けないと報道されていたが、趙氏に対する国家機密の起訴を、意外にもひと月前に撤回したのだ。そして趙氏が釈放されるかもしれないという憶測を促したのだ。

しかし釈放されなかった。タイムズのジム・ヤードリーは、中国当局は新たに取り調べを開始し、このことにより5月の初めまでに、彼に対する起訴が再びなされるかもしれないと報道している。

正義や適正手続きの見せかけさえここにはない。趙氏は、2004年4月にタイムズに加わる以前に、農村問題を取り扱うことで名が知られていた熟練したジャーナリストである。彼は、江沢民引退の話を同僚に伝えたことを否定している。そしてタイムズの編集者も、中国当局に対して、趙氏は、この記事の情報源ではないことを何度も断言している。

趙氏が引き続き獄中にとどめられていることは、中国が、自らを公正な社会と呼ぶまねごとをするにもほど遠いことを示している。
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獄中の中国人ジャーナリスト
獄中の中国人ジャーナリスト(簡単なコメント)
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中国の有害な水銀汚染物質がアメリカまで届いている

2006-04-19 00:45:08 | 時事問題
エコノミストの伊藤洋一さんのサイトYcaster/Day by Dayで、フィナンシャルタイムズの”Beijing is accused of exporting pollution”(北京は公害を輸出していると非難されている)という記事が論じられていました。

中国の汚染物質が、アメリカまで届いているという内容でした。「日本や韓国だけでなく、なんとアメリカまで届いているのか!」とびっくりしました。原文を読みたいと思い、ウェッブ上を探しました。

おそらくその記事にあたるものを見つけましたが、なぜかタイトルが「中国の有害な水銀汚染物質がアメリカまで届いている」と変えられていました。どこかから抗議があったのかしら?それはともかく、とりあえず、読んでみました。以下は、その大体の翻訳です。

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中国の有害な水銀汚染物質がアメリカまで届いている
2006年4月12日


アメリカ環境庁によれば、中国からの大量の大気汚染物質(その中には伝統的な火力発電プラントから出される水銀を含む)が、遠くアメリカまで届いているという。

「それは、(中国の公害の)合衆国に対するもっとも直接的衝撃です」と、環境庁トップのステファン・ジョンソンは、フィナンシャルタイムズに語った。ジョンソン氏は、環境庁は、合衆国におけるハイレベルの「水銀沈殿物」は中国やインド由来であると突き止めたと述べた。水銀は、人間の神経系を損傷する、有害な重金属である。

中国の近隣諸国、そして数千マイル離れた諸国でさえ、中国の熱狂的産業化が、国境を越える非常に重大な環境問題を作り出していると憂慮している。

ジョンソン氏は、北京訪問をして、国家環境保護局の周生賢と会い、中国の空中に浮遊する科学物質や微粒子は、合衆国の東西の海岸で発見されていると述べた。

「公害、特に水銀汚染は、国境を越える」と彼は、北京の役人に述べた。

国連の調査によれば、世界の天然ならびに人為的水銀排出の53%ほどがアジアからのものであり、アフリカが二番目で18%である。毎年世界中に4,400から7,500メートルトンの金属が排出されると環境庁は警告する。もっともこれらの数字は確実ではない。

合衆国と中国の役人たちは、2005年後半以来、非常に頻繁に空中の水銀問題を議論してきた。昨年11月に到達した広範な環境協定の一部として、環境庁は、中国が、汚染者の水銀排出の明細を作ることを手伝っている。

中国の空や水路における水銀レベルは、困惑するほど高い。この金属は、生きてる組織に集積する傾向がある。たとえば、人が食べる動物である。もしこの金属が、食物連鎖に入れば、水銀に汚染されている魚を消費することが、出産障害、子どもの発達問題、場合によってはガンさえ引き起こすかもしれない。

今年初めに行われた、東部江蘇省(ここには生産者が集積している)の水資源のとある調査では、水銀、カドミウム、鉛を含む多様な重金属が、魚の41%に発見された。

ジョンソン氏は、中国が発電所からの二酸化硫黄や一酸化窒素排出をコントロールしている努力を褒めるが、もっとも危険な排出物をコントロールするために、より緊密な米中協力が必要であると指摘する。「多くの仕事がなされなければならない」と彼は言う。

ジョンソン氏は、世界生産の約4割を占める中国のセメントのカマが、ダイオキシンやフランの主要な源となりつつある。それは、水銀のように、空中を長距離にわたり運ばれるかもしれないと言う。彼は、それらを「人に知られたもっとも有害な汚染物質」と名付けている。

二酸化硫黄などのような発電所からの排出物もまた、多くの地域で酸性雨を引き起こしている。中国の中央部や東部は、過去10年にわたり酸性雨の被害がひどかった。しかしそれらの物質は、国境をはるかに超えた酸性雨を引き起こしうる。中国は、その発電所が排出している二酸化硫黄の量は、今年相当上昇するということを認めている。

ジョンソン氏は、合衆国の環境関連会社は、中国と最新の汚染を防止する技術を共有することを願っていると述べている。環境庁は、今週、危険な汚染物を取り扱うことに関して、国家環境保護局と協定に調印した。

「過去のアメリカと同様に、典型的なことであるが、中国は、経済成長だけを基礎として国家の進歩を評価している。」と彼は、技術系トップである清華大学の学生講演で述べた。
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Toxic Chinese mercury pollution travelling to
US
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(映画ではなくロケットの話)

2006-04-18 15:03:52 | 時事問題
20日に予定されている、中国の胡錦涛国家主席訪米に関して、日本では、ブッシュ大統領に対日関係改善の助言を求めるのではないかとささやかれています。日本的な視点からすれば気にかかるところなんでしょう。他方アメリカでは、中国をダシにして宇宙開発に対してお金を求める動きがあるようです。次の記事では、そのような動きが批判されています。中国とは協力し、さらに開発は民間に任せて、無駄な金を使うのをやめようと言うことなんでしょう。アメリカ人は、宇宙開発が好きですね。例により、翻訳はだいたいの意味を取っていただきたいと思います。

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エコノミスト2006.4.15

バック・トゥ・ザ・フューチャー

胡錦涛国家主席訪米前に、今日の超大国アメリカと明日の超大国中国の対立に、新しい前線が開かれた。(米国)共和党一部議員は、通商、雇用、軍拡で中国をたたくことに満足せず、中国は米国より先に月に行こうとしていると心配している。一見まじめそうに、彼らは、アメリカが新しい宇宙競争で追いつかれていて、負けだしていると恐れている。

先週のNASAの議会公聴会に対して示されたように、事実、中国は、二機の有人宇宙船を大気圏外の軌道にすでに乗せたが、2008年までに三基目を計画し、さらに宇宙ラボラトリーを求めている。政治家たちは、2017年までに月着陸をするという中国の計画にびびり、アメリカに対して月に最初に着陸するために50億ドルを上積みすることを求めている。

アメリカは、中国が宇宙で計画していることに対して、注意するのは確かに正しい。特に軍事計画に関してはそうである。しかし月着陸のための新しい宇宙競争という考え方は、馬鹿げている。ニール・アームストロングが、その競争に1969年に勝利しただけではない。細部を見てみよう。中国は、月にロボットを送ろうとしているのであり、宇宙飛行士を送るのではない。なぜアメリカは、また月に人を送るのか?

理由は、強力な国内の圧力団体だ。月面に中国のロボットを送る競争をするのは、いかれている。しかし、それはアメリカ人からNASAに対して、よけいに資金を与えるためのうまいやり方だ。追放された与党指導者トム・ディレイが、同僚たちに対して、誠実な顔をして「中国の宇宙計画の先進的状態は、21世紀のスプートニクである」と警告すれば、なんで?と思うだろう。しかし彼の論理は、NASAが、彼の地元テキサスの大きな雇用者であると理解すれば、ずっとくっきりする。

何年にもわたり、アメリカの政治家たちは、国の宇宙開発に、多くの特別の解釈、政治、どん欲を注ぎ込んだので、それは信じられないくらい膨らんでいる。単一のアメリカのスペースシャトルを発射する代価は、一年にわたり中国の宇宙計画を運営できるだろう。そして20万人の科学者や技術者のための仕事の代価を支払っているのだ。

しかし問題になっているのはお金だけではない。巨大な共産国家との宇宙競争というアイデアは、1960年代の記憶を掘り起こすのだ。それゆえにそれは、議会の一部保守派にアピールする。しかしかつての困難な時代にも、ジャック・ケネディは、宇宙開発でソ連と協力することは、良い考えであると思い始めていたのだ。中国は、国際宇宙ステーションに参加するように促されるべきである。月に対する使命が、多国籍的であるなら、中国はそれに参加するべきである。政府が宇宙で栄光を求めて競争するとき、勝者は契約者であり、敗者は納税者である。

皮肉なことに、実際の宇宙競争が民間に移行したときに、議会で騒ぎが起きているのだ。現在、四つの会社が、宇宙旅行のために宇宙船を作ると述べている。Paypal(オンラインの決済システム)で資産を作ったエロン・マスクは、安いけれど、必ずしもうまく動くとは限らないロケット・ファルコン1号で、衛星を打ち上げる事業を揺るがそうとしている。私たち皆を益するのは、このたぐいの宇宙競争である。この競争が長く続きますように。

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フリーター

2006-04-17 14:12:13 | 雑談
4回生のAさんの話を聞きました。就職活動にはまだ本格的にとりかかっていないということです。
「ちょっとそれはまずいんじゃない」と私が聞いたところ、いろいろと話をしてくれましたが、私の予想とは大幅に異なっていました。私は、例の「やりたいことがわからない」という話かと思ったのです。

Aさんは、バイト先のカフェが気に入っているのです。頑張れば月十数万円の稼ぎになり、社会保険にも入れてくれる。何より雰囲気がいいというのです。事業所の職員専用のカフェなので、お客にからまれることもないということなのです。卒業後も続けたいというのです。

Aさんの親御さんが、これに反対しているのです。親御さんの気持ちは痛いほど分かります。フリーターではなく、しっかりと正社員として就職して欲しいということなのです。

親思いのAさんは、連休明けの合同説明会をきっかけに就活を再開するつもりのようですが、浮かない顔でした。浮かない顔で就活しても、あまりうまくいくはずはないと思います。親御さんとのコミュニケーション不足があるようなので、親御さんの意見を十分聞いた上で、少しだけAさんの思いを聞いてもらいなさいと助言しました。さてどうなることでしょう。
コメント (2)
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成分解析

2006-04-16 00:19:18 | 雑談
遅ればせながら成分解析を行いました。結果は、とてつもなくポジティブに受けとめることができさえすれば、なかなか良いものです。

国際学どうでしょうの解析結果

国際学どうでしょうの81%は毒物で出来ています
国際学どうでしょうの9%はミスリルで出来ています
国際学どうでしょうの8%は理論で出来ています
国際学どうでしょうの2%は成功の鍵で出来ています

八割方、毒物というのは光栄な評価です。毒物は、使いようによっては薬ともなるからです。一番嫌な評価は、毒にも薬にもならぬという評価だと思います。

ミスリルというのは、アルミニウムのような金属のようなもののようです。このブログで書いたことが錆びないと言うことなのでしょう。

理論の割合が少ないのは、この解析が正確であることを示しています。私は、理論的志向が全くありません。私は、事実を集めるだけの歴史屋の端くれを任じているからです。我々が、集めてきたがらくたの中から、他の誰かが何らかの規則性を見つけて理論を作ることになっています。

さらに慰めになったのは、成功の鍵が2%も含まれていることです。これだけあれば十分です。

成分解析 on WEB
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湖水を渡るいにしえの響き

2006-04-16 00:10:51 | お知らせ
湖水を渡るいにしえの響き(ペルシア音楽と琵琶のリサイタル)

国際学部・比較芸能論担当の先生でもあり、琵琶の奏者でもあるシルヴァン・ギニャール先生のコンサートが行われます。今回は、ゲストに、イランの伝統打弦楽器サントゥールの奏者、谷正人さんを迎えます。

日時:
5月6日(土)18:00(開演)17:30(開場)
5月7日(日)15;00(開演)14:30(開場)

場所:
京都 黒谷永運院(京都市左京区)
市バス 32 93 203 209「岡崎道」下車
永運院の地図

チケット(お茶代込み)
前売り:3000円
当日:3500円
学生:2000円

お問い合わせ 
Tel/Fax 077-578-0796
sil@guignard.jp
ギニャール先生のホームページ
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経済学部はここまでやっているのか!

2006-04-15 00:47:15 | 雑談
経済学部白川先生のブログにリンクを張ってもらった。有り難いことに、先生のリンクからこっちにも来てくれる人がいる。

白川先生のブログを見て目が点になった。経済学部は、定期試験前に、お茶とお菓子を用意して教員が学生の勉強の手助けをしている。うーん、参った。国際学部も、経済学部をモデルに頑張ろうとしているのだが、これはちょっとまねできそうにない。国際学部も、情報発信のため有志が努力しているのだが…。

ヘルプデスク 岸辺のキャンパスから
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キャンパスの花がきれいに咲いた

2006-04-15 00:06:37 | 散歩写真
4月になり、スギ花粉が飛散するのは閉口ですが、いろんな花が咲くのが美しく、有り難いと感じるようになりました。なぜならば、被写体として、花は逃げないし、文句も言わないからです。

私の腕前のせいで、家内は私に写真に撮られることを嫌います。子どもも最近では撮らせてくれません。仕方がないので、野良猫を撮りに行きますが、野良猫もカメラをかまえると逃げてしまいます。野鳥も近づくと逃げますし、大体において私の腕前と機材では撮るのが難しいものであります。

ある先生が、大学キャンパスに来て花が咲いてるのを見るのが楽しいと言われました。ようやく私もその境地に達しようとしています。



最初の花は、ハナスホウです。二番目は、モクレンだと思います。まだ知識が追いつきません。写真はいずれも勤務先(大阪学院大学)キャンパス。
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パンダ外交

2006-04-14 01:24:07 | 時事問題
「パンダ見に行くか?」「別にどうでもいい。さわれるなら行ってもいいけど」「はぁー?テレビではベッキーがさわっていたけど、一般人には無理無理!」これは我が家の会話です。神戸市の王子動物園にジャイアントパンダがいて、いつでも見に行けるので、このような会話になるのかもしれません。現在日本には、パンダは、これ以外に、上野動物園、白浜サファリパークにもいます。

ご存じの通りパンダは、絶滅種に指定されている希少な動物です。愛嬌のある姿で人気者です。原産国は中国(中華人民共和国)です。中国からの友好の使者の役割を果たしています。パンダが好きな人は多いし、パンダの人気にあやかり中国イメージもアップするというわけです。「人寄せパンダ」って言うじゃないですか。

日本に初めて、パンダが来たのは、1972年9月、日中国交正常化を記念して、雄雌のつがいのパンダが上野動物園に贈られました。カンカン、ランランという名前でした。当時まだ私は子どもであり、関西から東京は果てしなく遠く、とても親に見に連れて行って欲しいと言い出せませんでした。結局この思いは、それから10年後大学生になってから果たしました。しかし見たのはパンダのオリであり、パンダはよく見えませんでした。

先月末に台湾(中華民国)が、中国(中華人民共和国)からパンダを断ったというニュースに接しました。昨年5月中国を訪問した台湾の野党指導者に対して、中国がパンダを贈るという申し出をしたそうです。もらっておけばいいのにと思いますが、いろんな障害があったようです。

そもそもパンダは、絶滅種に指定されています。それゆえ国境を越えたやりとりは禁止されています。私の見るところ、ここがポイントであったようです。中国は、台湾を自国の領土の一部と主張しています。それで中国から台湾へのパンダの輸送は国内輸送にあたり問題はないとしました。これに対して台湾政府にとっては、台湾が中国の領土の一部であるなんて認められません。これは「台湾を中国に統一する工作の一環だ!」というわけです。中国の巧妙な外交も今のところ効果を現していません。
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