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福田選挙管理内閣構想に関する妄想

2007-08-05 02:39:22 | 時事問題
毎日新聞の記事「消えた「福田暫定内閣」構想 3氏会談の内幕」は大変面白かった。

去る7月29日の夕刻、グランドプリンスホテル赤坂の一室に、森元首相、青木参院会長、中川幹事長の三者会談が持たれたという。その会談の内幕が詳細に語られているのだ。
「3人は自民党の獲得議席を「40台中盤」「40台前半」「30台」と三つのケースに分け、「30台なら退陣は避けられない」との結論で一致した。青木は「安倍君はまだ若い。今、辞めれば次のチャンスが生まれるかもしれない」と言った。
 「じゃあ、それなら誰がいいのかなあ」。3人が異口同音に口にしたのは、「福田首相」による次期衆院選までの選挙管理内閣構想だった。「彼なら落ち着いているし、安定感がある」。ただし、福田は71歳。福田を評価する森らも、あくまで「暫定的な緊急避難措置」と考えていた。」(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070804-00000013-mai-pol)

しかし安倍首相の政権維持意欲の強さのために、この構想はあえなく挫折する。これははなしとして面白いが、でも疑問だらけである。

福田内閣を選挙管理内閣と規定しているが、次の衆院選はいつ行うつもりであったのか。そもそも、次の衆院選は政権選択の選挙になるはずなのに、福田内閣は選挙管理内閣なのか?もっと詳しく書いてくれ!

仕方ないので私が妄想してみた。

総選挙は秋に仕掛ける。民主党代表が小沢一郎であり続け、参院選勝利に慢心しているときがねらい目。民主が多数を構成する参院を拠点に攻勢に出るのを逆手に取る。福田首相のもと自民は、民主党代表の小沢氏の健康問題をついて、小沢一郎氏には首相が務まるのかを国民に問う。

総選挙では、自民は議席を減らすが単独過半数を維持することができる。民主党は敗北後、党内で紛糾が起こり、小沢氏は辞任。後任に岡田氏が代表に返り咲く。

福田首相は08年夏の洞爺湖サミットを花道に辞職。08年秋に自民党総裁選が前倒しで行われる。総裁には麻生太郎氏が選出される。そして麻生新総裁は「とてつもない申し出」を民主党に行う。岡田氏を首相にするという含みで、民主党との連立政権の申し入れである。日本の政治を安定させて改革を継続するためである。岡田氏はそのはなしに乗る。そうしてその内閣には、法務大臣として安倍晋三が入閣して憲法改正を担当する。……

コメント
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