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赤城はKY?

2007-08-04 01:41:40 | 時事問題
産経新聞の記事を見て面白い表現に出会った。KYである。
「水に落ちた犬をたたくのは気が引けるが、赤城徳彦前農水相の辞表提出はあまりに遅すぎた。いま流行のギャル語でいえば、「赤城はKY」といったところか。世間の空気(K)が読めない(Y)のだ。」
http://www.sankei.co.jp/seiji/senkyo/070802/snk000.htm

なかなか厳しい。

赤城前農相の事務所費スキャンダルは、前任者と同種の問題だけにスジが悪かったとしか言いようがない。前任者の松岡農相は法律の範囲内ということを強調して、領収書を提示しなかった(もっとも松岡農相は、国対から領収書を提示することを禁じられていたと言うはなしもあるが…)。だから赤城農相だけが事務所費の領収証を公表すれば、「自分だけがいい子になって」と批判される可能性も高い。さらに、赤城農相の事実上の解任は、内閣改造を先延ばしにすることへの批判に対するガス抜きのような気がしてならない。

ところでKYだが、流行は数年前で今では死語となっているよし。ネット上で語義の解説が容易に見つけ出せるのだから、おそらくその通りなのだろう。

「だから赤城さん!KYなんて書く記者こそKYだよ」。

でも、こう言っても、きっと何の足しにもならないだろう。
コメント
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