どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

ポルカちゃんとまほうのほうき

2016年05月20日 | 絵本(日本)
ポルカちゃんとまほうのほうき  

           ポルカちゃんとまほうのほうき/作・絵:たむら しげる/あかね書房/2007年初版

 

 魔女の女の子ポルカちゃんが、おかあさんが夕食のシチューをつくっているとき、お部屋の掃除をしてくれるよう頼まれます。
 ところが、このほうきがポルカちゃんのいうことを聞きません。掃除が大嫌いと逃げ出します。

 やだやだとポルカちゃんとねこをのせたほうきは、むちゃくちゃに飛び回り、ガツンと木にあたって、折れてしまいます。

 この木、なんと接着剤の木。実をもらって折れたほうきを直しますが、30分はじっとしていなければなりません。
 30分立って、テスト飛行。今度は快調です。

 森をこえ、雲のお城まで、雲のお城で遊びます。
 しかし急に空がくらくなり、土砂降りの雨。あらわれたのは竜でした。

 魔女の家が素敵で、三角形をしており、大きなきのこがニョキニョキ。電気は風力発電です。
 魔女といえば、やっぱりほうきですが、いつ頃定着したのでしょう。

 ポルカちゃんが掃除をしているのが最後ですが、●うしろのひょうしを みてごらん●とあります。

 裏表紙にはお母さん、ポルカちゃん、ほうき、ねこがおいしそうにシチューを食べているのですが、こんな仕掛けにはふれないで、読者をうーんとさせる絵本が多いので、一言余計なのかも。        


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