どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

花さかじい・・宮城

2023年08月16日 | 昔話(北海道・東北)

        宮城のむかし話/「宮城のむかし話」刊行委員会編/日本標準/1978年

 

 おなじみの「花さかじい」ですが、ほかの話と違うのが、花を咲かせる場面。

 灰をまくさい、「チチンポンポン黄金さらさら」というと、枯れ木に花が咲きますが、隣のじさまは、この言葉を知らなかったので、花が咲かなかったというもの。これまで読んだものには、掛け声はありませんでした。

 木のひきうすは、「木ずるし」

 灰は、「あくこ」

 カメバチは、「かめばつ」

 ツチバチは、「つづすがり」

 と、地方の言葉ならでは!

 

 最後は、「えんちこもっこさけた」としめます。


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