小川原湖自然楽校だより

~親子自然体験、環境教育、森のようちえん、防災教育~

冬のはじめの散策

2016-12-15 | おすすめ
こんにちは。まりもです
昨日、今日と小川原湖周辺を散策!まだまだ冬本番ではないですが、少しずつ雪が積もり始めた森や、
薄く氷が張りだした水辺で、冬のはじめならではの風景に出会ってきました。

昨日訪れた、楽校の近くの森と五川目堤では、生きものたちが残していった“跡”を見つけました。

 

森の中を跳ねまわるウサギ。
薄い氷が張る水面を、スーッと進んでいく水鳥。

生きものたちがここを通った瞬間を想像してみたり、「まっすぐ進んでいないんだなぁ。」、
「どうやって道を選んでいるんだろう?」、「どこから来て、どこへ向かって行ったのだろう?」
なんてことを考えてみたり。
生きものたちの気配を目で見て感じることができるのも、冬ならではの楽しみです


そして、本日は小川原湖~根井沼へ。
根井沼の脇の砂利道を通ってみると、いつもの「ただの水たまり」に氷が張っていて、「なんだか面白いもの」
に見えてきました。茶色い泥水の中から氷の破片を取り出して、青空に透かしてみたら、とってもきれいで、
美しいものを発見したという喜びを感じました。

  
(左)水たまりに張っていた氷がこんなにきれいなんて! (右)子どもの頃は、わざと上を歩いて割ったりしていました(笑)

 
(左)淵が凍り始めた根井沼。             (右)湖畔で見つけた実。小さいけれど鮮やかな彩り。

子どもたちと一緒に歩いていると、よく立ち止まり、大人にとっては何でもないようなものをじーっと見つめたり、手にとって触ったり、
遊び道具にしたりして、その豊かな感性に感動します。大人になったけれど、自然の中で感じる感性を大切にしていきたいです



生きものたちの気配を感じたり、水辺が少しずつ凍っていく様子や、彩り乏しい風景の中に見つける小さな彩り。
辺り一面が真っ白な雪に覆われる前の冬のはじめ。今しか出会えないものがあります。
コロコロと変わりやすい冬のお天気ですが、晴れ間が続きそうな日は、ちょこっと散策してみるのも良いですよ


まりも



 小川原湖自然楽校 
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