旅に出ようか。真っ赤なエスハチに乗って。
なーんて書いていますが、エスハチが何なのか全く分かっていない視聴者です。
ですが、黄金色の一面の稲穂の中疾走するスポーツカーからの風景は
如何にも私にも記憶のある豊かな広がりで、私も心の中で旅に出た。
遺書はあったが 異国の地でのこの思いがけない事故死までは想定されていなかった。
(時と空間が行き来するストーリーの中で 亡くなった妻はそんな風に現れる。)
前回だったかしら、一人取り残された夫が自分のために用意する食事。
同僚に「(奥さんを亡くして)そうめんばっかりじゃ(栄養が足りないですよ)…。」と言われているくらい、そうめんばかりの日々となっているようなんですが、理系の研究者らしい丁寧な実験のような調理所作。美しい。そんな感想がまず浮かんでしまいました。
旅に出ようか。真っ赤なエスハチに乗って。
ドラマを見ていただけなのに。この3週がずっと旅だったような気になっている。