問題設定

これどうしようかな・・・どうしようか考えてみます。

繰り返し見る夢、見た夢 「神田一橋 通信制中学の歳月」

2014-06-03 | _気な・気な_

通信制、という言葉が気になって ETV特集「学ぶことの意味を探して 神田一橋 通信制中学の歳月」を見た。

番組に登場する 今回通信制中学を卒業なさった二人は 共に72歳。
様々な事情で 学校を続けることが困難だった青春期を過ごされた。
“幼児の生活講習を通信という参加で身につけていくグループに入ってみたが ほとんど続かなかった。”な私としては
通信制を続け卒業まで至る、その大変さがしみじみ分かるような気になって 番組を見た。

男女一人ずつの卒業生。
入学年は女性の方が早く、途中家族の介護や病のための休学を経て第2学年からは
たまたま同い年の異性の同級生と二人、競い合うように学んでいく。
得意不得意はそれぞれにあり、女性は英語数学に苦戦。
子守奉公先から学校に通わせてはもらえたが仕事に追われ 数学は方程式の辺りからついていけなくなり、
「数学はゼロ点」になってしまった昔があるからだという。
「夢はいつも算数ゼロ点の試験の時間。頭抱えて何もしないでいる記憶ばかり…。」
ああ 私も時々同じような夢を見ていた。
テストとテストの間の休み時間、次は数学系の科目のテストだ。手元には教科書もノートもない。
それどころか その授業に出た記憶すらない。なのに テストの開始時刻は迫っている…。
はっと目覚め、夢であることに気づく。何回見た夢であろうか。
男性は 作文に追いついていけない自分を感じている。
気持ちを文章で表すことが なかなかできないでいた。
得意と不得意と彼らの人生と それらが思い起こされながら、そしてこつこつと各教科学び上げられながら中学生活が進んでいく。

女性入学時からの5年間を番組は密着している。
「学校に行くと 青春になっちゃう。」女性は実ににっこりとそう微笑み、
「気持ちが豊かになる。私の目の前が開けてくる。勉強を積み重ねていくとね。」男性は静かにそう話した。

私はここに書いた夢を そういえば最近見なくなっていた。
それはそれで どうなんだろう?

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする