入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

   ありふれた好日を喜ぶ

2013年09月12日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など
  

 天気:晴れたり曇ったり、気温:24度C(昼)

 今日も山は穏やかで、牛も第4のB放牧で草を食み1日を過ごす。
 そろそろ草の状態が気になるので、囲い罠に戻そうとしていたら、鹿が4頭ばかり入っている。誘引のむずかしいAゲートでの捕獲だ。少し気をよくする。銃による殺処分はおそらく週末になるだろう。
 草の状態がそれまで問題ないことを確認しにいく。と、そこにも5,6頭の鹿が牛と一緒にモクモクと草を食べている。すぐには逃げようとせずに、じっとこちらを窺っている。鉄砲を撃つふりをしたら、例のかん高い警戒音を発して森の中へ逃げ去る。
 水を飲みに下りてくるころだったせいか1頭の和牛が後を追ってくる。今日は給塩するつもりはないので無視を決め、さっさと道路に駐車しておいた軽トラックに乗って帰ってくると、もう何頭かの牛が塩場に向かって走ってくる。あまりに嬉しそうで、仕方なく少しだけだが期待に応える。この調子なら、第1牧区へも人を頼らず上げることができるかもしれない。マッキーがいればそれも可能だろうに。


 このごろ、なるべく早く起きようとするのだが、それができないで弱る。早く床につくと、夜中に目覚めてしまう。そうすると本を読みだし、2,3時間は起きていることに。結局、7時近くの起床となる。そういう日がつづくと、入浴、洗濯、掃除などに支障が出てくる。家の前の庭というのか畑というのか、よく分からない所と来た日には、雑草、雑草、また雑草で、かつてそこにたくさんの山野草が咲いていたことなど誰も信じまい。2匹の犬たちは、飼い主の関心が牛に移ってしまったことを知ってか知らでか、じっとがまんしている。これまた不憫だ。
 まぁ、こんな愚痴をこぼしていられるうちは良し!さぁ、今日も元気で山を下ろう。そして、大浦さん、あなたの言う通り、美味い酒を飲んで幸福な「一日を閉じる祭り」にします。

                             

                           

       
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