カリグラフィー

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水泳、好きな事、好きなもの、こもれび山崎温水プールについて

花桃のころ

2009-04-15 07:39:25 | いろいろ

6日の月曜に、母が病院に行った。

私が、母の異変に気づいたのは情けないことに
その2.3日前だった
ちょっと前までは、歩くのだって私より速いくらいだった。
それなのに階段を登る足音がおかしい。
息切れもしている。

なんとなく、母には聞きにくく夫に様子を聞いてもらった。
足がむくんでいるという。
息切れもするようだ。

病院へ行くようすすめると、父の心臓の検査入院が
6日の月曜なので、そのときに一緒にいくという。

ついていくとは言えず、家で連絡を待った。
そのまま入院することになったと電話がかかってきた。

入院して3日目だっただろうか。
胃の内視鏡検査のをしたらしい。
「どうだった?」
ときくと「ガンになってた。自分で見てわかった。
先生もガンだと言った」
という。

私は、そのままナースステーションに行って母がこういっているんですが
本当なのか尋ねた。
先生はそんなこと言ってないし、まだ検査の結果がでていないので
来週家族を呼んで説明すると言う。

私は、いったいどんな検査をしているのか?
看護婦さんが母に何をきいているのか注意深く様子を見た。

「気持ち悪かくないか?」「胃が重い感じがするか?」などを尋ねている。
母は、おなかをさわりこれがそうなんじゃないかと思うと私に言っていた。
でも、看護婦さんはおなかをさわり「柔かいから大丈夫ですね」とも言っている。

しかし、胃の内視鏡検査の前に肝臓の検査もやっている。

胃から肝臓に転移。
つまり初期ではないということか。

母は、先生に余命を含めて本当のことを言って欲しいと言ったという。
そして私にも、そう言った。
みんな歳を取ってわざわざ出てくるのも大変だし、宿の手配も大変だから
親戚には知らせなくていい。
海に散骨してくれればいいと言う。
そうすれば、お彼岸だお盆だからといってお墓前リもしなくてすむから。