気の利かない仲間たち

私の押しメン、みよっしーがこもれび卒業になってしまいました。

いよいよ、東京消防庁に入隊です。

一緒にマスターズで練習して、
大会にも一緒に行きました。

母が病気で、私は、なかなか家を出るのが心配だけど
姉が泊まりに来てくれる日に合わせて、
みよっしーの送別会を急遽開催できることになりました。

入隊前の「忍耐の会」みたいなメンバーになっちゃうんだけど・・・
ってみよっしーに確認したんだけど、快諾！？

でも、ちょっと気の毒なのでT君にも助っ人に来ていただきました。

店に入リ着席。



みよっしーのとなりはT君。
まぁ、これはよし！

ところが・・・
なんと、みよっしーの前にさだこ着席。

まぁ、目の前に座るのも恥ずかしいし、いっか。



途中から、Aコーチも加わり
楽しく、愉快に、会終了。

いつもなら、２次会って流れですが、
さすがに母のことも心配なので家に帰る。

私は、トイレで寝ていたらしい。
トイレの電気が点きっぱなしなのを不審に思った母に
発見され怒られる。

翌日、送別会での写真を見ると
私写ってないじゃん！



なんで、みよっしーとさだこが２ショットなのよ！

ああ、でも途中席替えがあったはず。

と、記憶を探ると、席替えしてとなりに座ったのも
さだこじゃん！

なんで、こうみんな気が利かないんだろう？

私なんか張り切って、この前買ったおニューの服着て
出かけたのに。
でも、姪のおすすめのストライプのTシャツ着れば、
みよっしーと同じシマシマだったのに・・・ちぇっ！

みよっしーは、いつも誰にでも笑顔で、礼儀正しく本当に
好青年なんです。

SOU・SOU

ひょんなことから、日本の伝統の軸線上にあるモダンデザイン
をコンセプトにしたSOU・SOUを発見！

足袋下。

自分のために買ったんだけど、
母に見せたら気に入ったようなので、
二足プレゼントした。













先日、腕むき出しで
チャリコに乗っていたら、
T姉さんに叱られた。
そんなおっさんのような腕で日焼けしたら
目も当てられないってことらしいよ。さだこさん！！！

なので、日よけとしても使え、
汗でグリップが滑るのを防ぐこちらも購入。





母にも買ってあげた。
腕が寒かったりするので、いいらしい。



それから、つっかけ。
これまた、靴だと脱いだり履いたりが大変だし、
サンダルだとヒールの高さや、脱げ易さが問題。
これ履いて、母が表を少しでも歩けたらいいなと
思いを込めて。




私はTシャツを２枚ゲット。






サイクリングをブランドコンセプトにした le coq sportif×SOU・SOU




シクラメンは、花茎が初め丸まった状態で発生することから(サイクルcycle)を語源に持つ。











ちなみに姉はちっとも食いつかなかった。
「何がいいの？自転車だから？」
だってさ！

えっー！よく見てよ！
袖にこんな模様なんて可愛いじゃん！

ハーフパンツも買ったよん！





でも、どんなに買い物をしても心は晴れなかった。

爽快な気分でサイクリングする日が、私に訪れるのだろうか。

今日も母は、私がプレゼントした足袋下を履いて
一日布団の上で過ごしている。

 

 

一か八か

トーストなどのパンが好きではなかった母が、
私の焼くパンは必ずおいしいと言って食べる。

ここ数日、食欲がなく
夕食にごはんを食べなくなってしまった。

平日は、夫の時間に合わせて
パンを焼く。

今回、前日のパンが１枚残ってしまったので、
夫にはそれを食べて貰い、
母のためにパンを焼いた。

ソーセージパン！
ホームベーカリーでこねおわったら、
生地を取り出し４等分してソーセージを包み込む。
ホームベーカリーに戻し入れ、焼き上げる。

のはずが・・・・・
生地が柔かすぎて、４等分なんて無理無理！

原因は、牛乳の入れすぎ。
いつもはスキムミルクの替わりに牛乳を使い、
その分水はひかえる。

だが、今回は牛乳とスキムミルクを使ったレシピだったので、
スキムミルクの替わりに、さらに牛乳をプラスしたのだ。

どうやっても成型するのは無理そうなので、
そのままソーセージを生地に埋め込み
一か八かで焼くことにした。

これで３度目の失敗か。
せっかく、食欲のない母に食べてもらえるよう
作ったのに、こんなところでも空回りか・・・・・

ぴいっーぴいっーぴいっー。
焼き上がりの合図。

恐る恐る蓋を開けてみると、
いつもよりちっちゃいけど（ホントはだいぶちっちゃい）焼けてんじゃん！

ちょっとお味見！
ふーっむ。これならいける！

ってなわけで、食卓で日の目を浴びることになりました。

「このパンちょっと変わっていて美味しいね」
と母は子供のように喜んでくれました。

ご飯も柔らかめに焚き、
パンもソフトに焼き上げています。

今回は、逆に水分が多く、
しっとりしたパンが焼けました。

しかもこっちのほうが全然楽ちんじゃん！
神様ちょっと味方してくれたのかな？

ひぐらし

昨日ひぐらしの鳴き声に気づいた。

夏・・・・・。

花火、ひまわり、蝉の声。

「夏には、訪問看護が必要になるでしょう。」
と言った主治医の言葉が頭をよぎる。

その言葉を聞いたのは、
ずいぶん前のことのように思える。

いく晩寝ても、夢ではない現実。
世界で私だけがこんな思いをしているのではないことも
よくわかっている。
こんな状況ですら、うらやましいと思う人が
いることもわかっている。

でも、みんなどうやってそこを乗り越えていくのだろう。
誰に聞いても、その方法はまだ見つけられない。

高校時代の友人は、お母様を亡くされたとき、
神も仏もないものだと思ったそうだ。

どんな親子にも別れは必ずくると
叔父にも言われた。

それでも受け入れられない私の心。
心がこんなに痛く、
息ができなくなるほど苦しくなるものとはわからなかった。

2ヶ月くらい前だろうか。
私は、朝顔の苗を植えた。
そのとき、「絶対母に、わたしが育てて咲かせた
朝顔をみせてやる。
絶対に死なせてたまるか！」
そう思った。

その朝顔が、一輪だけ咲いた。
私が、「朝顔が咲いたよ」と大きな声を出したら
「どれ」と言って庭に出てきて
「ほんとだ。きれいだ。」
と母は言った。