難しいんだよ クロール。
伸び悩んでるんだよ クロール。
コリコリいうんだよ クロール。
ってなわけで、こもれびマスターズでは、Mコーチが
プル中心のメニューを作成。
先週は、キャッチアップやげんこつクロールをやった。
「キャッチアップ」
~に追いつく、追い上げるという意味で、
前に伸ばした手に追いつくように次の手が入水する。
腕の動作を両方同じに行わないので、
意識が片方の腕に定まりやすくなる。
腕を前方に伸ばしがらグライドすると、
浮揚力が働いて反対の腕は容易にリカバリーできる。
手が入水する時にキックを強く打って、
重心を前に乗せるように意識する。
かくほうの手のひらに体重を乗せるイメージで行う。
「げんこつクロール」
手をグーにしてストロークする。
手のひらが使えないので、
前腕全体で水を捕らえるようにしっかり肘を立てて
かききる。
手先の力を抜いて、肩甲骨を使ったストロークを意識する。
Mちゃんの苦手なドラえもん泳ぎですね。
私はこれらのドリルの方が好きなんです。
なんかのびのび肩がわませる。
プル位置でのスカーリングは、肩が窮屈になってしまうし、
呼吸する時に肘を引いてしまう。
苦手→練習しない→できないまま
の悪循環。
今まで、前方の水を捉えようとして
腕を無理にまっすぐ伸ばそうとして
力んで、バシャんと入水をしていたかも・・・・
M本さんが、力が入った泳ぎに見えるといってたのは
この辺が原因なのかな?
入水後に腕は伸ばせばいいんだ。
クロールのリカバリーで、ハイエルボーを保持して前方に運ぶ際には、
三角筋や僧帽筋によって腕が挙がるが、
その際に上腕を引き下げるように働く広背筋の力を抜くと、手が前方によく伸びる
ってN長のマニアック話にあったな。
しかしここからがまた問題!
できないんだよこれが!
推進力を得るのに最適な揚力を発生し、抵抗を減らすために、
プルの手が入水から水上に抜きあげるまで、手首より高い位置に肘を保つこと。
肘を曲げてプル。
どの本にもそうしろと簡単に書いてある。
プルのハイエルボーは、入水から手が肩を過ぎるまで、
肘が手よりも先に動きだすと、肘が下がって肘から引いた時のように、上腕が抵抗になる。
私ができるのは、このプル!
これは初心者に起こしやすい誤りで、しっかり矯正しておかないと、
プルの効率を低下させた泳ぎを覚えてしまうことになります。
だってさ!
肘が落ちるということは、指先が水面にタッチした時から、肘が水面上に出るまでに起きる。
「肘が落ちる」動作とは、手が水中にある間中、すべての段階で手よりも先に肘が動くことで解る。
しかし、自分にはできない動作なので
自分の泳ぎをビデオで見ても、見破れないことがある。
特にプルの「入水からプルにかけて」起こる「肘の引け」は、
マイナスの抵抗とプラスの推進力に決定的なダメージを与えます。
クロールに限らず、手で水を「なでる」ようなしぐさは、
ストロークのすべてで、強力な推進力を得ることができません。
と、さらに追い討ちをかけるようなお言葉が・・・・・
じゃあ、手が水中にある間中、すべての段階で、
肘よりも先に手を動かせばいいのか。
Help Me!