布屋忠次郎日記

布屋忠次郎こと坂井信生の日記

放火容疑者をかばうわけじゃないが

2005-11-07 12:52:07 | ニュース
NHK記者が放火で逮捕された件で、容疑者が5月に事情聴取を受けていた点を「この時点で会社として手を打てば、6月の犯行は防げたのではないか」という質問がマスコミから出ている。MSNでは
「NHKが5月の事情聴取を知っていたのなら、記者を処分したり、身内であっても報道機関として自ら調査すべきだった。そうしなかったのは、NHKで不祥事や事件が相次いでいたため、事件を隠ぺいしようとしたのではないかと受け取られても仕方がない。」
という「識者」の話しを掲載している。

をいをい。
事件の真実はまだ「容疑者が逮捕された」という段階でしかないのだけど、それ以前に事情聴取された段階で処分するべきだったって?

事情聴取されてそのまま警察から解放されたというのは、警察にも決め手がなかったってことなんじゃないか?
あとからなら結果論でなんとでも言えるんだから「識者」ってのは気楽だね。仮に事情聴取を受けた社員をNHKが処分したとして、それで別の真犯人が逮捕されでもしたら「NHKは社のイメージを守るために、記者の人権を犯した」とでも言うんだろうね。
相手がNHKなら、いくら叩いてもというか、叩くほど読者に受けるってか?

最新の画像もっと見る

コメントを投稿