政府が日本の物価が持続的に下落する「デフレ」に陥っていると認定する方向で最終調整に入ったらしい。
政府は2001年3月から06年8月まで、日本経済がデフレの状態にあるとの判断を示しており、3年ぶりに同じ判断を復活させる見通しだ。
このような状況で各種予算を削減、廃止(特に公共事業)するとしたら、それはまさに狂気の沙汰だ。
ムダの廃止、削減、統合、合併。
これらの言葉をここ10年以上の間、聞かない日はないといってよいだろう。
これらの言葉を実行し、それがまとまるとデフレに繋がる、もしくはデフレを加速するのである。
いい加減に政治家は「合成の誤謬」に気付いたらどうか。