「小さな政府(小泉構造改革)」=格差社会

格差問題を中心とした考察 ※コメント、トラックバックは受け付けません

自民総裁選の争点

2008年09月03日 | 小泉構造改革
マスコミは自民総裁選の争点を「小泉改革」継承か修正かと言っている。
前提は「小泉構造改革=小さな政府=No赤字国債=善」という最低の判断に基づくもの。

しかしながら、今回の総裁選は、個々の現実的な判断で動くものと考える。

都市部(東京、神奈川、愛知)の党員、自民党県連  対  地方の党員、自民党県連

都市部の議員  対  地方の議員

といった具合である。

今回の総裁選はさすがに景気の悪化局面ということもあって、地方の方が優勢かと思う。
ただし、マスコミの影響は大きいので、反麻生キャンペーンを実行した場合、結果がどうなるのかはわからない。

間違いなく言えることは「小泉改革」を継承する候補、例えば小池百合子などが総裁になった場合は、地方の自民党離れは確定的となり、いくら内閣支持率が高くても総選挙には負けてしまうということである。