宮崎県議会で「入札・契約制度の改善を求める決議」が全会一致で承認されたらしい。
「一般競争入札の急激な拡大と競争激化で、建設業者の倒産が増えている」ためだ。落札業者の倒産・廃業が相次いでいて、必要な公共事業がストップしてしまうのだ。
テレビでは地元住民が県に対し、「県は倒産するかどうかの見極めができないのか」と悪態をついていた。
台風シーズンに氾濫する川の排水ポンプ設置工事事業が延期され憤っているらしかった。
安かろう悪かろうの一般競争入札導入を「すばらしい改革だ」と評価しておいて、なんと勝手な言い分だろうか。
そんなことを審査項目に入れて入札ができると思っているのか?
建設業者は人を抱えており、彼らを遊ばせるよりはマシという思いで、赤字覚悟の受注を繰り返しているのだ。
このことに早く気づけ、改革好きなマスコミと馬鹿者達よ!