「小さな政府(小泉構造改革)」=格差社会

格差問題を中心とした考察 ※コメント、トラックバックは受け付けません

首相「国債44兆円以下」発言はいつか来た道

2009年11月03日 | 民主党政権


鳩山由紀夫首相が衆院予算委員会で、2010年度予算編成の新規国債発行について「44兆円を超えることがないよう最大の努力をする」との方針を表明した。

これは以前、小泉純一郎が国債を35兆円(だったか)の上限を設定したのと同じ類の愚かな目標設定である。

出来ないこと、結果がついてないと判りきっていることは言わないほうがよい。

なぜなら、鳩山氏がいくら目標を設定しても、需給管理を誤った経済施策を行った場合は税収が予想外に落ち込み、結局、国債発行額は増えてしまうのである。

小泉純一郎がラッキーだったのは、米中の景気過熱が日本の輸出産業を刺激し、需給管理を誤った経済施策が表面化しなかったからである。


しかしながら今回の世界大不況ではそうは行かない。
民主党は、内需の柱である建設土木業、小泉以上に痛めつける施策を推し進めており国内景気の落ち込みなおさらだからである。