久米宏の司会で「20代の若者がお金を使わない」という特集をやっていた。
彼らは株価が下がり続け、就職氷河期を目の当たりにした世代だという。
元々、日本人は貯蓄を美徳とする人種。彼らはその上をいく貯蓄世代だという。
しかしながら、これを全体で考えると日本経済は 。
まさに合成の誤謬である。
国が不良債権処理を無理に消化しようとして、企業に迫り自らも公共事業を削る。
企業も一生懸命コストダウンを図る。
安全を犠牲にしてでも、従業員を不幸にしてでもコストを削る。
偽装をしてでもコストを削る。
従業員(多くの国民)も消費を減らす。借金なんて背負っていられない。
借金する者はバカに見えてくる。
でも、15年前から借金を抱えている者はどうなるんだ。