ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

大男、総身に知恵が回りかね

2015-08-26 | 日記

 

気温が下がって風も強く冷たく、思わず身震いしてしまう寒さの一日でした。

大雨や強風の被害をもたらして九州を縦断した台風15号は、日本海へ抜けて温帯低気圧に。

16号も温帯低気圧になったようですが、今日は全国的に雨の予報です。

 

さて、下がったものがもう一つ、世界のあちこちでの株価。

アメリカがくしゃみをすれば日本が風邪をひいたのは、ずいぶん昔の話です。

いまは中国がくしゃみをすれば世界中が風邪をひく時代になったようです。

 

その中国、第2次大戦前の日本によく似ている状況だと、経済学者が論評していました。

1次大戦後の日本は、欧米列強の仲間入りをしようとして、経済的に行き詰まった。

それを何とか打開しようとして、周回遅れの植民地戦争に突き進んでしまったというわけ。

 

中国が日本と同じように愚かな道を辿らないことを願うばかりです。

何しろ米国と同じく、世界の中心でいたい国ですから、増強した軍事力にものを言わせて・・・・。

そうしたら第3次大戦がはじまり・・・・なんて悪夢まで考えてしまいそうで怖いですね。

 

世界は2人のために、なんて歌が昔流行りました。60年代、米ソ冷戦の時代です。

恋人同士ならともかく、2国のために世界はあるのではないぞ、とその時思ったものでした。

その米ソの構図が、もし米中に変わるだけなら歴史に進歩はないように思うのですが。

 

歴史上、没落しなかった国家はありません。

古代ローマ帝国、モンゴル、元、オスマン帝国、スペイン、ポルトガル、ロシア、大英帝国・・・・。

盛者必滅、栄枯盛衰は世のならいというわけです。

 

企業も然り。ひところ寿命30年と言われましたが、いまははるかに短い。

もちろん、中には数百年にわたって生き延びている企業もあります。

しかも、日本は断トツ世界一の長寿企業です。

 

その秘訣。商売がうまくいかないからといって、決して手を広げないこと。

これを国で言うなら、版図を広げてはいけないということです。

版図を広げ過ぎた帝国は、結局、統治できなくなって衰退の道を歩みました。

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レッスン? それともサポート?

2015-08-25 | 日記

 

昨日の訪問レッスン先でのこと。

「孫が遊びに来ていて、昨日は、一日飲んでいましたよ」

たしか、お孫さんは小学1年生くらいでしたよね。一緒にお酒飲んでいるわけ?

「まさか、わたしがいくら酒好きでも、そこまでは・・・・」

 

でも、パソコンと一緒で何するかわからないぞ・・・・これはわたしの内心の呟き。

やたらとクリックする癖があって、それがまた、実に素早い。

あっ、そこじゃない、と言った時にはすでに遅く、まるで見当違いのところを操作しています。

 

1人の時は、きっと、誤操作、誤操作の連続なのでしょう。

ドキュメントの中には、「新しいドキュメント」フォルダがどっさりできています。

レッスンにゆくたびに削除してもらっていますが、次の時はまたできています。

 

「あ、また新しいのができている、作った覚えはないのに。どうしてです?」

どうしてって、こっちが聞きたいくらい。夜中に幽霊が出て、触っているんじゃない?

「ヘンなこと言わないでくださいよ。家に帰らず、ここで時々寝ることもあるんですから」

 

毎回新しいトラブルを作って待っててくれるので、半分はその解決です。

昨日の1件目、メールで添付されてきた写真が印刷できない。

2L版の写真専用のプリンターがあって、それに印刷するのですが、それが出てこない。

 

そのプリンターは滅多に使わないので、必要な時にUSBコードを接続します。

見ると、それがつながっていません。

「これじゃ、無理ですね。つないでやってみて・・・・ほら、印刷されたでしょ?」

 

ところが止まりません。1枚でいいのに、次から次へと出てきます。

とりあえずプリンターの電源を切断。印刷キューにまだ10個たまっていました。

出ない、出ない、というので、何回も印刷ボタンを押したのでしょう。

 

2件目、会社のメール、受信はできるのだけど送信できなくなった。

メーラーはMS OfficeのOutlook。わたしは使っていないので、けっこう手こずりました。

なぜか送信ポート番号がデフォルト値に・・・・これは誤操作というより誤動作でしょう。

 

レッスンとサポートでは料金が違います。

今度から、1時間分はレッスン、あと1時間分はサポート料金をもらおうかな。

でも、世のため人のため認知症のため・・・・やはり今のままでいきましょう。

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ヤジを飛ばすオヤジたち

2015-08-24 | 日記

 

一度、国会の傍聴に行きたいと思っています。

目的は、議員たちのヤジを聞くため、つまり、ヤジ聞き道中・・・・。

それは冗談ですが、今日はヤジを飛ばすことについて書いてみます。

きっかけは、過ちを繰り返して恥じない首相の度重なるヤジ。

 

さて、ヤジの語源は野次馬、さらに遡ると親父馬となります。

歳をとった馬は役に立たない、転じて、他人の邪魔をして騒ぎ立てるだけしか能のない人をさす。

わかったでしょ? 首相がヤジをとばすわけが。

 

若くてヤジをとばす人もいるけど、それはどうして?

歳をとっても役立つ馬がいるように、若くても能の無い馬はいる。人も同じ。ただそれだけのこと。

ほかに能がないから、ヤジをとばすってわけ? そう、能あるタカはヤジを言わない。

 

これだけでは消化不良でしょうから、もうちょっと続きを考えてみましょう。

ヤジを飛ばす人は、自分が優位に立ちたいと思う気持ちが異常に強いと思われます。

それが無意識のうちに働いて、ヤジで相手を従わせようとします。

無意識でやっていることですから本人も気づかず、何度も同じことを繰り返します。

 

なぜ、自分が優位に立ちたいか。素の自分に自信が無いからです。

なぜ、自分に自信が持てないか。何かしらの劣等感を抱えていて、それを人に見せたくないから。

一見、自信満々に見える人が、実は小心で臆病で・・・・というのはよくあることです。

 

自分の信念があるようでいて、実はその信念が何か、自分でもよくわかっていない。

こういう人は集団心理に左右されやすいところがあります。

集団になると思考停止に陥り、深く考えることもなく軽率な言動にはしってしまいます。

 

でも、いちばん本質的なことは、「言葉」に対する感覚の鈍感さ。

言葉の重みを理解していないので、自分が発する言葉そのものがどうしても軽くなります。

言葉が時として凶器になることも自覚できていないのではないでしょうか。

もちろん、ここに書いた言葉も、彼の人への凶器としては役に立たないでしょう。

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忘れることが人生だ!

2015-08-23 | 日記

 

午後、日陰をえらびながら自転車で蘇った陽ざしの中を事務所へ。

集まりが2つ、アドバイザーに合格した人への認定証授与と自主事業の検討。

 

6,7月のアドバイザー養成講座の認定試験ではめでたく2名が合格しました。

認定書を渡したあと、会員差し入れのシャンパン、ケーキ、赤飯で歓談。

現役で仕事中の人もいて入会しての活動は無理と思っていましたが、2人とも入会してくれました。

一週間後に改めて入会オリエンテーションをすることにして散会。

 

そのあとは自主事業に関しての検討と意見交換。

中身は企業秘密?なので、ここには書けませんが、2時間ほどあれこれと話し合い。

すぐに結論が出ることでもないので、引き続き検討することに。

 

事務所を出た時には5時半を回っていました。

暑さもすこし和らいで、吹く風にもどことなく秋が感じられます。

出がけに、カミさんから買い物を仰せつかっていたので、スーパーへ。

 

頼まれた物は4つでしたが、うちの1つがどうしても思い出せません。

スーパーの前から電話、「また、忘れたの?」。ほんと、もの忘れが急速進行中。

この時間のスーパー、意外と混んでいなくて、レジに並ばずにすみました。

 

家に帰って、あっ、忘れた!

「頼んだものはちゃんとあるわよ。なに、忘れたの?」

雨合羽を買うのを忘れてきた、隣の100均で。

 

忘却とは忘れ去ることなり。君の名は?

「なに、バカなことを言っているの。それより、頼んでいた荷物が届いているわよ」

荷物? 何か頼んだかな。そういえば何日か前、本を数冊注文していたのでした。

 

秋の夜長にはまだ早い季節ですが、夕食後、そのうちの1冊を斜め読み。

今朝は、その本のタイトルも思い出せません。忘れることが人生だ!

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雨に傘さし、情に棹さす

2015-08-22 | 日記

昨日のテクノの帰り、雨に会いました。

100円ショップの雨合羽、買おうと思いながらはや数か月が経過。

とりあえずは、自転車につけっぱなしの傘をさして帰りました。

 

雨合羽姿で自転車に乗る人が明らかに増えています。

信号待ちの時などに見回してみたら、傘と雨合羽、半々くらいの割合。

例によって、お巡りさんやパトカーに遭遇しないよう、できるだけ裏道通行を心がけます。

 

家の近くの踏切にさしかかりました。

ちょうど遮断機が下りたところで、その向こう側、反対車線の先頭にパトカーがいました。

思わず周りを見回すと、傘さし自転車の人は、わたしを含めて4人。

 

みんなでさせば怖くない。

遮断機が上がって、クルマも自転車も何事もなく発進。

と思いきや、パトカーから大音声が響きわたりました。

「そこの4人の自転車のみなさん、傘さし運転はダメです。合羽を着て運転してください」

まとめて注意されてしまいました。

台風シーズンです、そろそろ本気で100円ショップへ行かなくてはいけません。

 

自転車に傘さして乗れば注意される。情に棹させば流される。

情に棹さす、というのは、他人の感情に気を遣いすぎると、自分も見失ってしまう、という意。

本来の、流れに棹をさす、というのは、船に勢いをつけて流れに乗ろうとすること。

 

国語調査では、それを逆の意にとる人がけっこう多くいるようです。

流れに逆らうとか、逆行するとかの場合に使う人が、6割ほど。

また、それに加えて、意味がわからない、という人も年々増えているそうです。

 

「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される」

草枕の冒頭も、今や昔、ということなのでしょうか。

わたしが、漱石の草枕を通しで読んだのは、カナダのピアニストだったグールドがきっかけ。

 

彼のレコードをよく聞いていた30代の頃、その愛読書が「草枕」だと知りました。

書いた漱石自身は、あまり良い作品とは思っていなかったようですが、わたしはお気に入り。

情に棹させば流される。それが英訳でどうなっているか、調べようと思いながら未だサボっています。

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