8月の晦日です。
時間の経つのがほんと早いこと、1年の3分の2が過ぎました。
今年は新しい講習会が始まってバタバタしたせいもあって、さらに早く感じます。
さて、東京都が無電柱化に力を入れるという話。
パリ、ロンドンはすでに無電柱化率が100%だというのに、東京23区はやっと7%。
台北、シンガポールは90%台で、ソウル、ジャカルタが30~40%台。
昔から、早くやれよ、と思っていただけに、やっとその気になったか・・・・。
自転車で走っていると、ほんと歩道の電柱が邪魔になります。
電柱を避けたら人にぶつかった・・・・自転車の事故原因にはそんなことも多いのでは?
地下埋設すると違法ドラッグ運転のクルマ止め?が無くなるが、それはまた別の話。
地上から消えれば、災害時の停電や通信途絶も減るでしょう。
何より街の景観がガラリと変わり、電線に犯された空もスッキリ・・・・。
電柱、電線がジャマで、撮りたいのに撮れなかった写真がどれほどあったことか。
電柱が消せる写真ソフト・・・・宣伝メールがよく来ますが、使って消すのもメンドウ。
つい、撮るのを諦めてしまいます。
ところで、先ほどの都市の無電柱化率。
書いている時に、ソウル、ジャカルタでさえも・・・・と書きそうになりました。
それに続く文章は、たぶん、恥ずかしい、情けない、です。
国連から韓国などへのヘイトスピーチを規制するよう勧告されました。
これはこれで恥ずかしく情けない話です。
ただ、わたしの中にも無意識のうちに、そうした国への差別意識があるのではないか。
西欧先進国への劣等感、後進国への優越感の狭間にいるわたし・・・・。
そんなことをふと思ってしまいました。
人心もまた風土や文化や歴史の産物と考えると、けっこう根深い問題です。