ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

訴訟の行方が気になります・・・・

2013-08-31 | 日記


10日ほど前に、カタカナ語の氾濫を嘆きました。
わたしは嘆いているだけですが、中には本気で怒っている人もいます。
精神的苦痛を受けた、とNHKを訴えました。

不要な外来語の言い換えが進み、日本語が失われてゆくことに危機感をもった。
日本の公共放送がなぜこんなに多くの外来語を使うのか。
それが正しいのか、問題なのか、しっかり議論したい・・・・。

訴えたのは71歳の岐阜県の男性です。
NHKは「係争中のためコメントを差し控える」とここでもカタカナ語で応答。
せめて、意見は差し控える、くらいのこと言ったら?

ご存知のように外来語がどっと入って来たのは明治の頃です。
それを当時の知識人たちは、それまである日本の言葉に翻訳しました。
社会、個人、権利、自由、自然、恋愛・・・・。
いずれも、ああでもない、こうでもない、と悩み抜いた結果の言葉です。

そのあたり、柳父章「翻訳語成立事情」(岩波文庫)を読むと先人の苦労が偲ばれます。
そうした知的勤勉さを、いつの間にか放棄してしまったのでしょう。
たぶん、すべてを効率的に、手っ取り早く、ということを優先させたせいで・・・・。

数年前に外来のカタカナ語を言い換えて分かりやすくしました。
その例がいくつか新聞にも載っていました。
アウトソーシング→外部委託、キャッチアップ→追い上げ、ポジテブ→積極的、バーチャル→仮想。

これらのいずれも半数以上の人がカタカナ語よりわかりやすいと答えています。
ただ、その分り易さが、ほんとうにその言葉の本来の意味を伝えているか、となると疑問も残ります。
たとえば、ポジテブは、肯定的とか陽性の意味で使うこともあります。

もともと英単語は平均的に6つの意味を持つそうです。
だから、本来は文脈に応じて意味も変わって来ます。
そのあたりが問題をややこしくするところでもあり、単純にいかないところでもあります。

意味を取り違えたばっかりに珍妙な翻訳をしてしまう。
それはわたしにも経験があるのですが、あまりに初歩的ミスで恥ずかしいので書きません。
でも、昔、こういう本を読んだら、お~、みんないい加減なんだな、と安心しました。
その本は別宮貞徳「特選 誤訳 迷訳 欠陥翻訳」(ちくま学芸文庫)。

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夏の終わりを水元公園で楽しみました

2013-08-30 | 日記


昨日は水元公園で撮影会とバーベキューで懇親会。
金町まで電車で、そこからメンバーの家の自転車を借りて公園へ。
15分足らずで行けたので、ずいぶんと楽ができました。

10時集合の撮影会は14名が参加。
受講生の方が9名、ユニコムかつしかのメンバーが6名という陣容?です。
みんなでオニハスの咲く池に向かいながら、思い思いに撮影。

樹上にコサギがいました。


ハスの咲き残りが一つ。


オニハスの花、思っていたより小さかったですね。葉?は巨大!
 

金魚の飼育場がありました。
 

アオサギと秋を感じさせる花。
 

釣り人がくれるエサをじっと待つコサギ。水面から出た小枝に憩うトンボ。
 

午後からはバーベキュー広場で懇親会。
来客2名とユニコムのメンバー1名が増えて総勢17名になりました。
 

来客は、デジカメ撮影・フォトブック作成のコースのきっかけを作ってくれた会社の方。
全国の様々な教室を掲載する「趣味なび」サイトを運営している㈱サプレのお二人。
9月に入ってから、また、タイアップ講座も予定しています。

思いっきり飲んで食べて3時ごろ散会。
皆さん、お疲れ様でした。幹事のみなさんもご苦労様でした。
こうした企画、ちょくちょくやりたいですね。
紅葉の季節の水元公園でまた・・・・というのはどうでしょう?

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弱り目、祟り目、お尻の目

2013-08-29 | 日記
 

このところ目が慢性的にしょぼしょぼします。
パソコン画面の見過ぎでしょうか。
グループウェアを3種ほど試している最中なので、それが影響したのかもしれません。

そこで昨日は弱り目?の休養日にしました。
パソコンはメールの確認など、必要最小限のことしかやらない。

もう一つ避けたいことが自転車。
これは乗り過ぎのせいか、お尻の痛みがぶりかえしてきました。
両のお尻に触ってみると、尻の目?みたいなものができています。
弱り目、祟り目、尻の目だぞ、これでは。

というわけで昨日は自転車も休業日、ついでに自転車操業もお休みしました。
パソコンと自転車をやめて何ができるか。
これ幸い、放ってあった用事を片付けに都心へ出かけてきました。

電車ではiPadで文庫を読むのはやめて、音楽を聴きました。
これなら目の負担にはなりません。
それはいいのだけれど、電車の座席がけっこう固くて、お尻に優しくない。

ツラの皮を少し剥いてお尻に回したらちょうどよいのでしょう。
自分でそれができるど鉄面皮ではないので、誰かのツラの皮を尻に敷きたい。
女房のにしたら? 恐ろしいことを・・・・殺されるわ。

用事を済ませて、ビルの中の本屋を一巡り。
これもざっと見ただけで、手に取って見ることはやめました。
考えてみたら、パソコン画面より、本の活字を見ている方が長いのかも。

有楽町から久しぶりに銀座へ・・・・と思いましたが陽射しがきつくてやめました。
おのぼりさんよろしく、都心のビル風景をiPadで撮影。
幾何学模様もいいけれど、もっともっと緑があるといいですね。

聴いた音楽は、バッハのゴルドベルク変奏曲。
けっこう長い曲、電車の行き帰りでちょうど聴き終わりました。
今日は水元公園で撮影会と懇親会・・・・暑くなりそうです。

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リストラ=クビ切りではないはずなのだけど

2013-08-28 | 日記


ある大企業にはリストラ・マニュアルがある・・・・。
そんな記事を新聞で読んで暗澹とした気持ちになりました。
会社が違うとはいえ、わたしがリタイアした頃にはそんなもの無かったぞ。

リストラ(リストラクチャリング)は、本来、企業が行う組織の再構築、構造改革のこと。
それが今では、人員整理、要するにクビ切りと同義で使われるようになってしまいました。
あまりに大量で露骨なクビ切りをすると世間がうるさいので、あの手この手が考え出されました。
呼び方はともかく「追い出し部屋」もその一つ。

昔から、似た言葉として窓際族という言葉がありました。
第一線の仕事をしてもらうには歳を食い過ぎ、予備軍的な存在のおじさん社員がこう呼ばれました。
その頃は、まだ高度成長時代でしたから、企業にも窓際に座らせておく余裕があったのです。
また、終身雇用の制度もそれなりに機能していたのだと思います。

ところがバブル崩壊後は企業にそんな余裕も無くなりました。
そこで、じっくり腰を据えて構造改革をすればよかったのですが、安易なクビ切りに走った。
成果主義というのもその時代の産物ですが、なかなかうまくいきませんでした。

経営の3資源は、人・物・金。
人は資源だ!とする考え方もすごいな、と思いますが、それは置いておきましょう。
このバランスを考え直すのが構造改革。

と、わたしなりに考えているのですが、問題はその時の優先順位です。
企業が目先の利益、すなわちカネを重要視すると、人が一番のカネ食い虫ですから安易なリストラに走る。
でも、企業に利益をもたらすのは、やっぱり人なんですよ。

数日前のブログで日本のIT企業の不振を嘆きました。
たぶん、その一因にはこのリストラがあると思います。
クビを切られた技術者が韓国、台湾、中国に流出し、いまではシェアまで奪われる破目に・・・・。

自企業で長い時間かけて育てた正社員のクビを切り、派遣社員に置き換える。
それでは企業の競争力が落ちるのは当たり前でしょう。
数年前のブログにも終身雇用を復活すべきだ、と書きました。

安定した将来があってこそ、人は本気で仕事に取り組むことができます。
経済成長なんてカネをばらまけばできるというものではありません。
子どものころからの教育を含め、人を育てること、育てた人を何より大事にすること。
それが基本に無ければ、落日の日本はまだまだ続くでしょう。

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寄らば、お金の陰・・・・?

2013-08-27 | 日記


新聞のコラムに「半沢直樹」のことが書かれていました。
半沢直樹って誰? ひと月くらい前のわたしでしたら、そう訊いたところです。
でも、このところネットや週刊誌広告でやたらその名前を目にしました。

「やられたら倍返しだ!」という主人公の決め台詞は、今年の流行語大賞の候補だそうです。
悪い上司に痛めつけられるが、最後には逆転して積り積もった鬱憤をはらす。
と知れば、現代版水戸黄門みたいなドラマなのかな、と思っています。

長いものに巻かれながら、でも、それがストレスになって溜まっている。
そうした自分がまた厭なんだけれど、非力だからどうしようもない。
それらをすべて主人公に仮託して、自分もまたスカッとしてウップンを晴らす・・・・。
そんなところが人気のもとなのでしょうか。

金融機関の大から小まで、現役の頃は仕事上のおつき合いが日常でした。
だから、銀行の内情にも少しは通じているつもりですが、書くのは憚られます。
ただ、オトコの出世欲はバンカーならずとも、いずこの世界でも大同小異。

出世欲の源を辿れば、人との競争心、闘争心で、それはオトコの本能なのかも。
オスは、太古の昔から獲物やメスを取り合って、オス同士で争ってきたわけですから。
だから戦争は絶えないし、軍隊や核兵器を作りたがる人間が絶えない。
そういうオトコどもは、云ってみればケダモノに近い存在だから、そばに寄らないほうが賢明。
でも、そういうオスに惹かれるのも、またメスの本能だとみえてややこしい。

ところで、保険・金融業界は新卒の人気企業ランキングの常連です。
来年度のランキングをネットで調べて見たら、ベスト10はすべて保険と銀行企業でした。
就活学生の7割は親と相談している、という調査結果もありました。

親としては、安定企業に就職してほしいと思うのは当然なのでしょう。
昔は、寄らば大樹の陰、でお役所か大企業か、なんてよく云っていたものです。
でも、いまどき、大企業必ずしも安定企業ではないのかもしれません。
というわけで、寄らばお金の陰・・・・何だか身も蓋もありませんね~。

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