そろそろモノ離れしないと・・・。
そう思いながら、ネットで1クリック注文、なんて悪癖を今年も何度したことか。
どうせなら、バカにつける薬でも買って飲みたい。
今、関心があるのは、ハイレゾのオーディオ機器。
ネットからハイレゾの音楽をダウンロードし、外付けのスピーカーで鳴らす。
それでも音の違いは一聴瞭然。
でも、買わないぞ。
音がよくなっても音を聴くのが目的ではない。
音楽がイノチ・・・なんて、やせ我慢。
目新しいIT系の商品では、AIスピーカー。
ちょっと惹かれますが、ふだん使っているiPadのSiriすら殆ど不使用。
買っても使うのは3日坊主・・・目に見えています。
スマホのWiFi接続機能が壊れて半年ほど経ちます。
でも、スマホ=携帯電話なので、別に支障なし。
だったら、無理に替えることもないか・・・。
ムダな消費生活も今年限り。
来年は、生活必需品以外は買わないぞ。
といいながらこれも3日坊主・・・につける薬も無い。
光陰矢の如し、歳月人を待たず、月日は百代の過客にして・・・・。
いずれも若いころ、深く意味も考えずに覚えた言葉。
半世紀経った今、それらが実感として深く心に沁み入ります。
若いころは自分を過信しがちです。
しかし、ものごとを学び、知るにつけ、自分というものは変わっていきます。
たぶん、それが学ぶということの本質なのでしょう。
世界が変わるのではなく、自分のほうが変わっていくのです。
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にはあらず」
この一瞬は2度とは巡って来ない一瞬です。
今日のわたしは昨日のわたしではありません。
また、明日のわたしは今日のわたしではありません。
生々流転・・・そんなことを想うのも年の瀬ゆえなのでしょうか。
ヒト・モノ・カネを経営の3資源という。
大昔、そんなことを習いました。
でも、そういう知識にこだわりすぎるのもよくありません。
ヒトもモノ、モノもモノ、カネもモノ。
時には、そんな視点でモノゴトを見るのも必要です。
老人のトリセツという本のタイトルも、そんな視点の産物でしょう。
色々なモノに使えますから、ドジョウがいっぱい出てきそう。
アベのトリセツ、スガのトリセツ・・・誰か書きませんか?
「昔のことはよいことが、最近のことは悪いことが、頭に残りやすい。
これが過去の美化につながっている。」(老人の取扱説明書)
おじいちゃ~ん。むかしはよかったねぇ。
以下、老人のトリセツによる五感の衰え。
視覚~40代半ばから老眼が始まる。80代を越えると99%が白内障。
聴覚~難聴は50代後半から。60代後半で急速に進み、80代では7~8割。
嗅覚~50~60代から低下し、70代を越えると機能低下大。
味覚~60代から衰え、だんだんと濃い味付けを要求する。
触覚~50代から衰え始め、70代から顕著。
読みながら、しみじみと衰えを実感しています。
10時半頃、事務所へ。
当番の女性メンバーが二人でケーキを食べようとしているところ。
「クリスマスですよ」 そうだったんだ。
ドイツの何とかいうロール・ケーキ。
何とかの香りつきの緑茶とともに、ご馳走になりました。
近頃、新しい言葉は覚えられず、何とか、で代用です。
1時間ほどいて区役所へパソコン教室のチラシ持参。
Kさんに渡して帰ろうとしたら、別のチラシを渡されました。
区民大学の企画講座「親子で学ぶロボットプログラミング教室」。
区民大学担当のSさんが寄ってきたので、また、パクったな。
運営委員の企画だそうで、場所が中央図書館、参加費無料。
厚遇しすぎだぞ・・・来年は、あちこちでプログラミング泥鰌が増えそう。
帰りにいつものスーパーに立ち寄り。
売り場も正月用品が並べられて年の瀬ムードです。
レジでばったり、15分前にチラシを渡したKさんに会いました。
散歩がてらここまで昼食を買いに来るのだとか。
二人でレジに並びながら、よもやま話。仕事納めを待たずに一足早く休みます・・・。
それじゃ、良いお年を・・・言い合ってお別れ。