都議選の応援演説で、またもや稲田防衛相の失態。
「候補への投票を、防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」
堂々?と選挙違反を犯してしまいました。
どうやらこの人には自分が公務員という自覚はなかったみたいですね。
公務員なら、「公務員等の地位利用による選挙運動の禁止」くらいのことは知っているはずですから。
もしかして、この人の失言癖?の根っこには、その無自覚さがあるのかもしれません。
まともな政権ならとっくに更迭されているはず。
でも、マトモではないから、本人に発言を撤回させて、それで幕引きを図るつもり。
撤回したからいいんじゃないの。この件はこれで終わった。
撤回したからといって発言が消えるわけでもないのに・・・愚かさの繰り返し。
さすがに「反省」なき政権の支持率も、御用新聞の調査ですら下がってきました。
内閣を支持しない理由では、「首相が信頼できないから」が48%でトップ。えっ、いままで信頼していたの?
更迭しないのは、おそらく自分の任命責任を問われるからでしょう。
なにしろ、反省すると言って反省したためしがなく、責任をとると言って責任をとったためしがない。
ともかく信頼できないイメージが向上したことは喜ばしい。
そういえば、小池都知事も小泉政権時代に防衛相を経験しています。
同じ経験者ながら、一人はしたたかなイメージで、もう一方はひ弱で頼りないイメージ。
これまたオトモダチを重用する信頼できない人事の結果なのでしょう。