ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

一寸の光陰

2016-10-31 | 日記

 

堕落した人生を送ったまま死んだわたし。

死後の世界にも入れてもらえず、タマシイの行き場がなかった。

哀れんだ悪魔からもらった明かりを手に、今も安住の血を求めて彷徨っている。

 

なんて話が、今日10月31日、ハロウィンの祭りの起源にはあるようです。

わたしが手に持った明かりが、ジャック・オー・ランタン。お~、そうか。

例のカボチャをくり抜いて、中にローソクを入れたやつ。もともとはカブだったらしい。

 

そんなことをネットを繰って知りました。

仮装・コスプレなどのお祭り騒ぎもあちこちで増えているようで、こんなページもありました。

http://www.enjoytokyo.jp/feature/season/halloween/event/

 

もっとも8割の人が無関心で、わたしもそのうちの1人。

バカ騒ぎが虚しい、と思ってしまうのは、それだけジジイになったせいなのでしょう。

あるいは生まれついての性格か・・・大勢集まってワイワイやるのが苦手なのかも。

 

土曜日にマンションの理事会がありました。

理事たちの顔ぶれを眺めながら思ったことが、皆さん、ずいぶん歳を取ったなあ・・・。

ここも「年寄りのやかた」になりました。

 

今年も残すところ、あと2ヶ月。

一寸の光陰軽んずべからず 未だ覚めず池塘春草の夢・・・。

あとは出て来ず・・・すでに秋声。

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風に吹かれて

2016-10-30 | 日記

 

風にふかれていたノーベル文学賞がどうやら目的地に着地しそう。

やきもきしていたわけではなく、勝手に、辞退の結末を思い描いていたので、何やら拍子抜け。

沈黙していた真意はわかりませんが、受け取るならもったいぶらなけりゃいいのに・・・。

 

ボブ・ディラン・・・この手の音楽には殆ど縁がありません。

なんとなく反骨、反体制、反権威のミュージシャンというイメージを抱いていました。

ですが、名誉と実利にあえて逆らえる人はそうそういないのでしょう。

 

ノーベル賞の辞退者はこれまでに4人いるそうです。

うち、わたしが名前を覚えているのは、いずれも文学賞でパステルナークとサルトル。

「ドクトル・ジバゴ」のパステルナークは、ソ連当局の反対圧力で本人の意志に反して辞退することに。

 

「実存主義」のサルトルの場合は、本人の意志。

「どんな人間でも生きながら神格化されることには同意できない」というのがその理由。

ちなみに、レジオンドヌール勲章など、公的な賞はすべて辞退していたといいます。

 

ノーベル賞とはいえ神格化に結びつけることはないのに・・・。

わたしなんかはそう思いますが、哲学者のアタマの構造はよくわかりません。

実存は本質に先立つ・・・そんなこと当たり前でしょうが。

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パワハラ十則

2016-10-29 | 日記

 

大手広告会社の女性社員の過労による自殺が労災認定されました。

労使協定での残業時間は月70時間、にも関わらず月100時間を超える残業が常態化。

しかも70時間を超えた分は記載しないよう指導されていたようでもあります。

 

ということは、これは組織挙げてのパワハラ。

また、ゲスの勘ぐりかもしれませんが、セクハラなども絡んでいたのかも。

自殺にまで至るには、長時間の残業以外にも別の精神的な苦痛があったように思います。

 

労災認定後、会社では夜10時以降の消灯を実施しました。

が、会社でやっていたことを家に持ち帰ってやるだけ、これが解決策になるとは思えません。

仕事の絶対量を減らす、人を増やす、休みを増やすなど、抜本的な対策が必要です。

 

何より必要なのがパワハラ、セクハラなどを無くす環境改善。

何しろ、日本のジェンダー指数は144カ国中111位。

女性総活躍社会とかお題目を唱えていてもこの有様、本気で取り組んでいない証拠。

 

この関連の情報を検索していたら、「鬼十則」というのがありました。

電通の社員手帳にも載っているそうなので、社是、社訓みたいなものでしょう。

http://www.yhmf.jp/outline/about/regulation.html

 

一読して、こんな会社で仕事したくない!

これらを個人の信条として持つぶんには、何の文句もありません。お好きなようにどうぞ。

でも、組織をあげて実践というなら、これこそパワハラ十則です。

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悪夢は続くよ、どこまでも

2016-10-28 | 日記

 

あと10日ほどで宗主国の大統領選挙。

史上サイテーの低次元、嫌われ者同士の争いだそうですが、結果はどうなるのでしょう。

属国民の一人としては、たいへん気になるところです。

 

討論会の映像をチョイ見したところ、罵り合いの様相。

でも、不思議なものでクリントンの上から目線の効果か、こちらに余裕も感じられました。

ひと頃は拮抗していた支持率も、今ではクリントンが10数ポイント、リード。

 

候補者の発言が事実かどうかをメディアがチェックした数字が出ていました。

それによると、トランプの主張の85%が、明らかな間違いか、ほぼ間違い。

その数字を鵜呑みにはできないにしても、嘘つきは政治家の始まり・・・。

 

日本のメディアでも「ファクトチェック」をしたらいいのに、と思います。

でも、ほとんどが御用メディアのようですから、期待するほうが無理かも。

仮にやったとしたら、誰かさんはトランプ以上の嘘つきかもしれないと思うのですが。

 

近いところでは、TPPの強行採決。

農相の問題発言追求に、「我が党は結党以来、強行採決をしようと考えたことはない」と答弁。

どうやら昨年の安保法採決はすっかりお忘れのようで・・・。

 

この人の精神構造はまったく理解できません。

でも、支持率は50%を超えていて・・・わたしには日本人の精神の半分が理解できていない!

冗談はともかく、ファクトチェック、どこかのメディアでぜひやってほしいです。

 

冗談でしょ、と思っていた自民党総裁任期3期9年がすんなり決まりました。

むかし、教わりました・・・悪貨は良貨を駆逐する。

日本は、妄想の狂気の中に沈んでゆくかもしれません。

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敵はどっちだ?

2016-10-27 | 日記

 

休んでいた間も世の中様々なことがありました。

とはいえ、あまりに多すぎて、記憶からたちまち消え去ってしまうことがほとんど。

消費するものはモノだけではなく、コトもまた膨大に消費されてゆくようです。

 

それら見聞する情報の中で、ほかに比べてちょいとひっかかりのあるコト。

かつ、自分の実体験ともどこかで重なっているコト。

そういうことを、無意識のうちにブログのネタとして書いているように思います。

 

今日のひっかかりは、「ボケ、土人が」とか「黙れコラ、シナ人」。

大阪の機動隊員が、沖縄高江のヘリパッド建設反対運動の人たちに浴びせた言葉です。

動画ニュースで見ると、粗暴で暴力的で居丈高で高圧的・・・チンピラの毒づきと一緒でした。

 

たぶん、どアホ、なんて言葉も飛び交っていたのではないかと思います。

大阪といえば、怖い、汚い言葉の代名詞のような河内弁。(ヘイトかな?)

そあのあたりから派遣されてきた機動隊員が多かったのでしょうか。(これもヘイト?)

 

警察組織も軍隊組織と同様です。

その軍隊では、敵国人を下等な生物扱いをして兵隊の戦意を煽るといいます。

また、そのための教育も日常的に行われているとか。

 

一説によれば、警察内部でも、敵対勢力は日常的に侮蔑語、差別語で呼ばれています。

基地反対派だけでなく、左翼系、市民運動、マイノリティ、在日外国人などなども。

警察内部の教育や研修でも、これらはいずれも「社会の敵」扱いされているという話。

 

でも、弾圧する側のほうこそ「社会の敵」ではないか、とも思います。

というようなことを書くのはやめたほうがいい?

「黙れ、どアホの土人が」なんて言われないうちに。

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