キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

PCR検査でコロナ禍は防げぬ

2021-05-03 16:31:05 | Weblog

「青森・北海道クルーズ」飛鳥II (乗客302人、乗員425人の計727人が乗船)は4月29日に横浜港を出発。宮城県沖をクルーズ中乗客60代男性1人の新型コロナウイルスの陽性を確認、男性は軽症で、家族女性1名以外に濃厚接触者はなく隔離。船内各施設の営業を中止し、全ての乗客は客室で待機させ、30日クルーズを中止して5月1日に横浜に戻り、乗客全員が下船した。昨今の感染状況を鑑みて、今回のクルーズ前に飛鳥IIでは新型コロナウイルス感染症対策として、乗船客に対して乗船1週間前にPCR検査により乗客全員の陰性が確認していた。4月29日乗船受付時にも全ての乗船客の検体を採取して、翌30日午後に外部機関の検査により陽性が判明した。今回の飛鳥IIで陽性者発生後の処置は先のダイヤモンドプリンセス号の経験が生かされたようだ。ただPCR検査が陰性だったとしても、検査後も陰性の証明にはならない。立民代表枝野「国が直接乗り出すならばむしろ検査の拡大に乗り出すべきだ。国が民間企業で実施している大規模なPCR検査の活用をすることを求める」これは政府が自衛隊を動員してワクチンの大規模接種センターを東京、大阪に設置を決めた事に言い掛かりを付けた枝野が医学的知識の乏しい事を証明した。PCR検査を増やせば感染が抑えられると思っているようだ。一般国民さえコロナ禍を抑え込むにはワクチンを接種するのが最善の方法だと思っている。100年、20年、10年に1回あるかないか世界的に蔓延している疫病だ。枝野が「政治の現状に対する不信、不安、不満、怒り、いら立ちを『われわれが受け止めることができる』と示していけるように、責任が重くなった意識をしっかり持って、特に感染症対策、さらにはわが国の将来像を明確に示していきたい」と熱く語っても、ワクチン接種より検査を優先させるなどと医学的知識もない代表では政権担当能力があるのだろうか。甚だ疑問である。この非常時に政府を誹り、論って、政局絡みにせず、協力すれば5%の支持率も本の少々上がるだろうに。


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