小さな泉からやっと湧いている水がチョロチョロ流れて細川まで流れたが、流量は少なく、水質も古い上、悪く雑菌が見付かったので飲料水には不適だと都民がそっぽを向いてしまったので、共産、社民党が推す宇都宮(98万票)にも負けたのが細川(95万票)。殿が唱えるのは、小泉の指導でバカの一つ覚え、脱原発のみ。他に政策があるかのような素振りだったが、参謀は不在、智慧者もいなかった。ルーピーポッポと同じでオツムの中は色ボケの性事のみ、後はカラッポだった。後出しジャンケンが得策だと出馬宣言を遅らせ、立会演説会に出席すれば脱原発以外の政策も述べなくてはならない、その持ち合わせがないので欠席、演説会が開催出来ないような作戦に出たが、これも大きなマイナス要因だった。海江田民主は当初、勝ち馬に便乗して舛添を担ごうとしたが、土壇場で小泉が担ぎ出した細川の支援に回ったのが祟った。支持母体連合からも愛想尽かしをされる始末。選ぶ都民は人格的には欠陥だらけの舛添(2112万票)だが、ベストではないがベターだと投票したのだろう。舛添支持者の多い順は70、60、50、40、30、20代。真っ当な意見の田母神候補(61万票)は4位だったが、支持者は若者が多かった。多い順に20、40、30、50、60代で70代はタッタ3.9%だった。宇都宮、細川支持は50、60、70代が多かった。「今の若者は」などと年寄りがしたり顔で若者を批判するが、これを見ると、20、30代の方がしっかりしているようだ。細川を支援した民主、結いの党、小沢の生活第一は前途多難。福島県郡山市で開催した民主党大会で海江田代表が「民主党こそが野党勢力の中心に立たねばなりません」「数を頼みに『暴走』しかねない安倍内閣を国会審議を通じてしっかり監視する」と口先だけは勇ましい。民主党議員がこのままだと次がないと、先を読んでの離党が続いている。絶対多数党に対抗するにしても足元を固めるのが代表の役割だろう。重心が狂ったコマのように海江田の求心力は一向に上がらない。その内に止って倒れるのも時間の問題だろう。”灯台下暗し”で人様の欠点はよく見えるが己の短所は判らぬようだ。1951年にマッカーサーが『老兵は死なず、ただ消え去るのみ』と上下院の合同会議に出席して退任演説行ったのが71歳だった。細川は既に76歳、小泉も73歳だ、元総理が二人三脚で戦ってダブルスコア以下で敗退して赤恥をかき、老醜をさらし、晩節を汚した。ここで静かに政治から離れて、お好きな性事の方に精力を出していれば、好き者だったねと噂をされる位で済む。これ以上害毒を流さぬよう、ご両人十分ご留意願いたい。小泉の子倅にも決してプラスにはならぬ。なお今回の東京都知事選挙の有効投票総数486万9098票だった。その10分の1の48万6909票に届かない残り家入以下12人の候補は供託金300万円を没収される。写真は江ノ島から箱根方面を望む。
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