キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

"医は算術と縄張りさ”

2021-05-29 12:10:55 | Weblog

2021年新年記者会見で、国民に自粛を呼びかけるなら、「国会議員は4人以下の会食なら感染しないと思うのは間違いだ」「まず範を示していただきたい。国民に生じた緩みの解消につながる」とご立派な事を宣って、会食の全面自粛を促したのが日本医師会長の中川俊男。その舌の根も乾かぬ4月20日都内の自見英子(自民)参院議員の政治資金パーティー(100人)に、中川を含めて日医常勤役員14人が出席していたのがバレタ。「まん延防止等重点措置」適用中だった。その後噂の女性と寿司屋でデート中の写真も拝見した。公私共御多忙なご様子だ。中川が代表する日本医師会の目的は立派だ。『医道の高揚、医学教育の向上、医学と関連科学との総合進歩、医師の生涯教育など』とあるが、本音は診療報酬を上げるのが目的で、支持する自民党の尻を叩くのが使命。1957年から25年間、医師会長だった高見太郎はワンマン首相吉田茂閨閥に連なり、主治医、プレーンで政治にも容喙した。高見は掌の上にワンマンを乗せた勢いでにらみを利かせ厚生官僚と対立。1961年には医師会、歯科医師会の全国一斉休診を実施させ、喧嘩(ケンカ)太郎と揶揄された。高見は「自由主義経済下における開業医の独立を守る」としたが労働組合と同じだ。会員は2019年17万3千人。開業医が8万3千人、勤務医等が8万9千5人だ。会員からは『開業医の利益を優先し、勤務医をないがしろにしている』と不満が出ている。コロナ蔓延の現状で政府がワクチンを確保しても打ち手の医師、看護師が足りず、四苦八苦している。東京、大阪では自衛隊を動員して大規模接種センターを設置、活躍している。自民党議員がワクチン接種に歯科医師の活用を打診したが、医師会長中川の反応は渋く、彼等医師会の領域を侵されることに拒否反応を示したという。現在歯科医が接種している地方がある。非常時を鑑みて政府は診療検査技師、救命救急士をも動員して希望する国民に対してワクチン接種を速めて新型コロナウイルス症の終息を狙っている。日本医師会が己のテリトリーを守るのに汲汲としている姿は動物やヤクザの縄張り根性そのもの、彼らは“医は仁術”ならず『医は算術』だ。何せ出来の悪い医者のガキを私立大医学部に入れるのに入試の点数に応じた札束を足して合格点とするそうな。阿呆な奴は何千万円の寄付金を払って医大生、医者になれば早く元手を回収せねばならぬ、右手にメス、左で電卓を叩く、こんな医者の手に掛かると最後、命が幾つあっても足りぬ。★政府が纏めたワクチンの『打ち手』となる職種と人数は次の通り。医師・・33万人、看護師、准看護師・・150万人、歯科医師・・10万人、救急救命士・・6万人、臨床検査技師・・20万人。写真は鎌倉・妙法寺


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