自民勉強会で講師百田氏のボルテージの上がった講演内容に乗せられた若手議員が「偏向マスコミを広告の兵糧攻めにして懲らしめろ」「沖縄の沖縄タイムス、琉球日報の2紙を潰せ!」と意気軒昂だったようだ。党本部ではなく飲み屋の2階を貸し切りでやればこんな騒ぎにはならなかった。他人を叩くのは大好き叩かれるのは大嫌いのマスコミを叩いたから、上を下への大騒ぎマスコミが一斉に反発、まるでスズメバチの巣を叩き壊したようなものだ。これに便乗したのが民主党、安保法制委員会で攻め倦んでいたが早速社民党上がりの辻元は、首相が発言していない『語彙』を恰も発言したように次々捏造して攻めること3回に及んだ。これには首相も気色ばんで反論していた。この手法は辻元が常に使っている質問のテクニックだ。「ソーリは日本国民、沖縄県民に謝罪しろ」ときた。民主党カン政権時代被災地視察に出掛けた復興担当相の松本竜は宮城県知事に対して、突然サッカーボールを知事目掛けて蹴り「お客さんが来る時は、自分が入ってからお客さんを呼べ。いいか、長幼の序がわかってる自衛隊ならそんなことをやるぞ。判った?」などと見下ろした言動をしていた。マスコミに対しても「今の最後の言葉はオフレコだ。書いたらもうその社は終わりです」と恫喝、その後彼は落選、下がり竜になって終わった。過日の衆院厚労委員会の派遣法改正案採決にピケを張り、委員長にケガを追わせた民主党議員の言動はエラソウだ。委員会に出席している国家公務員をコバカにしたり、衛視(公務員)が手を出さないのを承知の上、ドサクサに紛れて小突いたり、蹴ったりする態度は尊大以外何物でもない。国会議員から村会議員まで選挙中はコメツキバッタのように頭を下げる、何にでも、電柱にでも下げる、握手をしまくる。それが当選した途端、その反動だろう、踏ん反り返って、横柄になり、『センセイ』と呼ばねば振り向きもしない。民主党議員『国会の指差しクイズ王』小西洋之は産経新聞記者を名誉毀損で刑事告訴したそうだ。記事ではなく私的な発信が原因だという。日頃言論の自由を強調する民主党が自民党議員を非難しているがどっちもどっち『目糞鼻糞を笑う』類だ。民主党政権3年3ヶ月間の言動を顧みてから相手を責めるのが筋だ。もっとも鶏以下のハトだから3歩も歩かぬうちに忘れてしまったのだろう。写真は大船観音、スカシユリ。