キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

空疎な民主党細野の弁

2013-04-07 11:16:53 | Weblog

4月6日読売テレビ番組出演した民主党の細野幹事長と日本維新の会の橋下共同代表党が2人並んで憲法改正を巡ってさや当てを演じた。細野は憲法の大幅改正を掲げた維新の綱領を「現行憲法の人権、民主主義、平和主義を真っ向から否定するものだ」とこき下ろした。一方橋下は「民主党は学者論議をする人が多い。政治家なのだから改正するかのかしないのかハッキリ答えて欲しい」と何回も回答を迫ったが細野は論点をすり替えて明確な返答はせず、のらりくらり、さすが民主党な幹事長だけのことはある。細野は憲法96条が定める改憲発議要件の緩和を主張している維新の会などを念頭に「メニューがないが取りあえずレストランに入って下さいというような話だ」「改正の具体的な議論を先行させるべきだ」と述べた。橋下は「現在、96条がある為、入るレストランがない状態だ」と反論した。そして「ここを見て欲しい。民主党は絶対に改正するか、しないか言い切らない」と一刀両断した。何事も決められない民主党は他党の綱領を批判する前に己の綱領をつくるのが先だろう。保守の落ち零れや民社党の残党、社民党を見限って逃げ込んだのを混ぜたチャーハンで支持母体が労組、特に官公労主体だから憲法改正など綱領に書けない。両生類を装って曖昧な態度で誤魔化す他ない。旗幟鮮明にせずに逃れた細野は番組終了後、その舌の根の乾かぬうちに和歌山市内で記者団に「憲法は夏の参院選で最大の争点の一つになる。そこから逃げるべきではない」と強調したという。民主党は批判となると元気だが、さて政策立案、実行となると無能力だったのは3年半の政権でイヤと言う程証明してくれた。細野もモナを軟派して一夜を過ごすテクは手馴れたものだがいざ政策実行となると無能だ。参院選の投票日は7月21日が濃厚だそうだ。4ヶ月後の選挙で国民の回答が出る。第2党は日本維新の会か、みんなの党が有力だ。民主党は共産党との争いになるだろう。これも『身から出た錆』だ。メダカ以下で 掬いようがない。写真は桃の花は源平(紅白)